米インターネット検索大手グーグルが、これまで米交流サイト大手フェースブックに対し実施してきた利用者情報の提供を停止する方針であることが分かった。欧米メディアが5日報じた。 情報提供が一方的で、フェースブック側から見返りが得られていないため。フェースブックは利用者数が世界で5億人を超え、広告収入が増加。グーグルを脅かす存在に急成長しており、対抗措置を取ったとみられる。 グーグルはこれまで自社の電子メールサービス「Gメール」のアドレス情報をフェースブックに渡してきた。フェースブック利用者は、その情報をもとに交流サイトで友人や知人を見つけ出すことができた。(共同)