新型コロナウイルスの感染防止のため、在宅勤務を推進する企業が増加し、ビデオ会議の需要が高まっている。しかし、急成長したZoomはセキュリティやプライバシーの課題が指摘されており、失速感は否めない。一方、Microsoft Teamsを擁するマイクロソフトはこうしたZoomの動きを牽制しつつ、セキュリティの実装に自信を示している。 急成長するZoomにセキュリティとプライバシーの課題 新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、各国で外出を自粛する動きが加速している。リモートワークが可能な企業においては、原則在宅勤務とする企業も増加している。それに伴って、ビデオ会議が可能なコラボレーションツールの利用が促進されている。 マイクロソフトによると、Microsoft Teamsの3月における1日の利用者数は4400万人を超え、毎日9億件以上の会議に利用されたという。さらにこれが増加傾向にあるほか、3
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