「人対人」の消費動向が強まる中で、ECでもスタッフの実名や顔を出しての商品発信、ライフスタイルが分かる読み物、着用シーンを想像させる動画といった「ストーリーコマース」が、脚光を浴びている。商品・店の飽和とともに、商品を選ぶ基準が「自分により合っている商品」を見つけたい要望が強まる。そういった消費者と濃くつながるために、「人が薦め」「商品に熱を込め」「接触時間を増やし」て、商品提案に「参加」してもらう施策が重要になっている。特に中小企業やブランドECにとっては、自社の人材リソースを使って、自社独自の顧客を育て、自社で自由に顧客とコミュニケーションできるサイト作りが欠かせない。 ☆ ☆ ☆ ストーリーコマース自体は古くから通販カタログなどで行われきた販売手法。ここにきてECでも商品に「人が薦める+熱量を込める」傾向が強まる。 自らコミュニティー育てる スマートフォンの普及で消費者は空き