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ブックマーク / tokigawa.hatenadiary.org (7)

  • 出合小都美のTVアニメOP・EDコレクション - あしもとに水色宇宙

    今、驚異的な数でOP・EDのコンテ・演出をしている出合小都美さん。 前期は、2(OP1、ED1)。今期に至っては、3のコンテ・演出をしている(ED3)。僕は、担当したその数に「どんだけ!」と驚いてしまった。 OP・EDのセンスの良さで、引っ張りだこのようだ。 前に書いた記事の続きにもなるけど、出合小都美さんのOP・EDの特徴について書いていきます。 出合小都美さんのOP・EDの特徴は、 1 「カラフルな色彩」 2 「花」 3 「乙女らしさ」 となっていると思う。 女性らしさが溢れるOP・EDが特徴的と云えるだろう。 『神のみぞ知るセカイ』(2010&2011年 マングローブ制作) 物語に合わせて、電子的な作風のOP(ELISAさんの曲も印象的だ)。このOPで、出合小都美さんの名前を知った人は多いような気がする。一瞬だけだが、花(レースなどの乙女らしい小道具)を使用したりしている。

    出合小都美のTVアニメOP・EDコレクション - あしもとに水色宇宙
    yon_moo
    yon_moo 2013/02/04
  • 『花咲くいろは』第11話「夜に吼える」 緒花と孝一の距離の描き方 - あしもとに水色宇宙

    /岡田麿里、コンテ/安藤真裕、演出/篠原俊哉、作画監督/川面恒介・吉田優子。 第1話以来に皐月と孝一に再会する面白い回だった。 考ちゃんと緒花 孝一と緒花の距離感の描き方がよかった。久しぶりにあった二人。微妙に距離が生じてしまっている二人を表現するために、選ばれたのが窓際のカウンター席だ。なぜこの席に二人は座っているのか? 別にテーブル席に座らせてもよかったのではないのだろうか。でも、そうしなかった。カウンター席が選ばれたのは、二人を向き合わせたくなかったからだ。第11話において、孝一と緒花が正面からちゃんと向き合うショットはほぼない。あったとしても、眼鏡の女の子がそばにいたり、二人の距離が離れすぎていたり、すぐに向き合うのをやめてしまったりする。孝一と緒花は互いの目を見ることができない、すぐに視線をはずしてしまう。そこから、この二人の現在の心理的距離が微妙に離れていることがわかる。孝

    『花咲くいろは』第11話「夜に吼える」 緒花と孝一の距離の描き方 - あしもとに水色宇宙
  • 『花咲くいろは』第10話「微熱」のメモ - あしもとに水色宇宙

    「なんだか今回の話変だな」と思いながら視聴していた。こういうまわりくどい話の見せ方を今まで『花咲くいろは』はしなかったような気が。いつもはもっとストレートな感じなんだけどなぁと思っていたら、西村純二監督の脚だった。職業監督の時と自分の我を出すときがきっぱりと分かれている。篠原俊哉さんのコンテもよかった。「あの花」を見てから篠原俊哉さんと吉村愛さんがすごく気になる(何回も二人が参加した回は見てきているんだけど)。 今回のエピソードで、緒花が今や喜翠荘のみんなに必要とされていること、みんなが緒花のお見舞いに来ることから皆に愛されていることがよくわかる。そして、最後に緒花は、喜翠荘にいることを選択するのだ。 今回特徴的なのが、回想を挟みながら進むところ。普通なら、「これは、回想ですよ」という状況設定のショットが用意されているものだが、それがなかったりする。そのため、回想を現実のようにとらえてし

    『花咲くいろは』第10話「微熱」のメモ - あしもとに水色宇宙
  • 2010年のTVアニメで気になった10人 - あしもとに水色宇宙

    前々からやってみたかったので、備忘録も兼ねて、書いてみました。「作品に携わった人」という広い括りで始めてみたのに、結局は狭い範囲のものに・・・。 全員有名な方で今更な感じがありますが、あらためてっていうことで。 『鎌倉由美』 鎌倉由美さんの名前を初めて知ったのは、『舞-HiME』の時(BS11で『舞-HiME』の再放送があり、何年か振りに視聴していたんだけど、面白いと思った回全部が鎌倉由美さんのコンテ・演出回で、ちょっと驚く。当時は全然気付かなかった)。 2010年は、鎌倉由美さんのコンテ/演出回が目立っていたように思える。まぁ、僕が今まで見落としていただけかもしれんが。 『ソ・ラ・ノ・ヲ・ト』第10話「旅立チ・初雪ノ頃」も良かったし、『WORKING!!』の第6話「宗太の憂、小鳥遊家の女達」もものすごく良くて何回も繰り返し視聴した(冒頭から惹かれた)。見せ方が巧いんだよなぁ。『アマガミ

    2010年のTVアニメで気になった10人 - あしもとに水色宇宙
  • うみものがたり〜あなたがいてくれたコト〜 最終話「島の心 人の心」が面白い - あしもとに水色宇宙

    マリンと夏音の別れから終幕までの流れが良かった。 マリンと夏音 Bパート、マリンと夏音が海辺で別れる場面。 ウリンや松が海へと帰り、夏音とマリンの二人きりとなる。二人は自然と抱き合い、身体を交錯させる。彼女らの身体の接触は互いの心を通わせる行為。しかし、彼女らが互いに抱き合うことはもうなくなってしまう。二人は海の世界と空の世界、別々の世界で生きていくことになるのだから。 では彼女らの心の交流、心の繋がりは途切れてしまうのか、というとそういうわけではない。マリンは抱き合うのと同時に「あいしている」という言葉を夏音に送る。この「あいしている」の言葉は、身体を接触させずとも互いの心を通わしてくれる、心を繋げてくれる装置だ。マリンは「あいしている」を夏音に届けた。だが、夏音は口ごもって「あいしている」の言葉を交換することができなかった。「あいしている」の言葉を交換できず、マリンは海へと帰っていく

    うみものがたり〜あなたがいてくれたコト〜 最終話「島の心 人の心」が面白い - あしもとに水色宇宙
  • うみものがたり〜あなたがいてくれたコト〜 第9話「愛する心」が面白い - あしもとに水色宇宙

    アバンでは、オレンジ色というか、萱草色の空(太陽に靄が覆ってるためこの色になっている)と光輝く海が映し出され、ウリンとセドナの会話のヴォイスオーバーで始まる。ここでは、萱草色の空をアバン中ずっと映し出し、この空の色を視聴者に強く意識させる。この空が後々意味を持ってくることになる。 Aパートは、宮守家から始まる。夏音はマリン達がまだ家にいた時のことを回想しながら、物思いにふける。マリン達が居たことがまるで夢のようだったと感じながら。そして、マリンが自分にとってどれほど大きな存在になっていたかを認識するのであった。窓から海を見ると、そこにはマリンがいた。駆け足でマリンの元へ向かう夏音。ここでは、空の色で視覚的にマリンと夏音の心情・状況を表現していく。二人が会話している時、マリンの背景には、オレンジの空。夏音の背景には、青い空が広がっている。オレンジの空は、心の闇、弱り切った心。澄み切った青い空

    うみものがたり〜あなたがいてくれたコト〜 第9話「愛する心」が面白い - あしもとに水色宇宙
  • 初恋限定。 第9話「その思い出には満開の」が面白い - あしもとに水色宇宙

    さっき、録画していた「初恋限定。」第9話を観終えたのですが、すごく面白かったです。「おぉ」って勝手に思ったのは僕だけかもしれんが、そのことについて個人的に思ったことを色々と。 始まりも終わりも「放課後の美術室」 第9話は、「放課後の美術室」から始まる。そして、第9話の終わりも「放課後の美術室」から出ていく千倉で終わる。では「放課後の美術室」とは一体何なのか。それは、千倉と連城が共に絵を描いた場所であり、千倉が連城に会える唯一の場所、そして二人が初めて出会った特別な場所。千倉にとって、「放課後の美術室」は、初恋が始まる場所であり、そして終わる場所、「初恋=放課後の美術室」と考えていいだろう。 ラスト、千倉が「放課後の美術室」を出ていく。連城との初恋の象徴である「放課後の美術室」を自らの手で出ていく、それは、千倉の初恋からの卒業であり、新しい恋の始まりと捉えていいと思う。 第9話の始まりも終わ

    初恋限定。 第9話「その思い出には満開の」が面白い - あしもとに水色宇宙
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