「龍馬伝」の影響で、何度目かのマイ幕末ブームがきております。(前回は「篤姫」でした)。土佐にも行きたいけれど、長州もちっくと気になるぜよ。というわけで、週末、萩へ行ってきました。 町を歩いていると、萩焼のお店でつい足が止まってしまいます。そしてとても美しい器と出会いました。ぽわわん(幕末ロマンはどこへ・・)。 写真は、晴雲仙八代目・岡田裕さんの作品。萩焼の焼成は、今、90%がガス窯になっているそうで、岡田さんのように登り窯を使う作家さんは少なくなっているとのこと。私のような素人には、ガス窯なのか登り窯なのかは、教えていただいてやっと「はっ」と気づくしだいでお恥ずかしい限りなのですが(汗)。それでも、赤味がかかった窯変の美しさ、草の合間に蛍のように踊る模様は、火が生み出した奇跡。そこには、得も言われぬ味わいがあると思うのであります。 お皿をおろすときは、初めに何をあわせるべきか悩んでしまうの
高松市牟礼町に行ってきました。市内中心部から車で20分ほど。瀬戸内海に面し、カキの養殖が盛んなところです。毎年10月〜3月の間、海沿いの道に「カキ小屋」が出現します。小屋を開いているのは、カキの養殖家の皆さん。普段は作業場とおぼしき部屋に、大きな鉄板が配置され、「焼きガキ」を囲む人でにぎわいます。殻が焼けるパチパチという音、醤油の焦げる香り。入り口にはいった瞬間に、お腹がグーっと鳴りました。 100分間食べ放題。食べるはしから、スコップでわっさわっさとカキが継ぎ足されていきます。呆気にとられる私たちに、「お客さんと私の勝負やね」と、必殺カキ焼き人のおばちゃんがニヤリ(各テーブルに一人ついてくれます)。体のどこかにパチリとスイッチが入りました(どこよ?)。左手に軍手、右手にナイフ。髪を後ろで結わえて準備完了。がんがん焼いちゃって下さい。はい。 焼け具合を見計らって、おばちゃんがカキを鉄板の端
怒涛のスタージュ一週間。フランス語は話せなくても英語ができれば大丈夫。という話は嘘でした。えぇ、1から10までフランス語。計量の数字だけは間違えないように気をつけました。それを間違えたら・・・ぷるぷる。(恐怖)。 学校のシェフたちが、一日に二三回様子を見に来てくれたのには感謝でした。今まで鬼とか悪魔とか言ってごめんなさい(おい)。 始まる前に廊下にこっそりよばれ、「cipolina、ここには奇跡も神さまもない。信じられるのは自分だけ。祈りなんて届かない。だってここはHELLS KITCHINだから。ふっふ」。やっぱり悪魔か。 もう一人の悪魔、いやシェフは「姿勢を正しく。頭をあげて。みんなが怒鳴っているときも急いでいるときも君は落ち着いて動くこと。ジュスィデゾレ(ごめんなさい)は必要ない。同じ間違いを二度しなければいい。ちゃんとやらないとディプロム返してもらうよ。アレジ(さぁ行って)」。 廊
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