「バットマン・マキシマム・ザ・ホルモン・フェノメノン!」 バットマンの腕から剛毛だかなんだかよくわからない針の弾丸がジョーカーと呼ばれたピエロ男に向かって発射される。 「殺った…!ウヒヒヒ。死ね死ね死ね死ね死ね死ね」 バットマンは突然、饒舌になったようだ。顔をチラ見すると、勝利を確信したのか、例のニヤニヤ笑いを浮かべているぞ。視線をジョーカーに戻す。ジョーカーは必死にマシンガンで針弾を打ち落としている。バットマンの腕からは、針弾がやまない…って、バットマンの腕から煙が立ち込め肉がなくなり骨が露出してる!どんな理屈かわからないが、針弾を打つたびにバットマンの腕の肉がなくなっているのだ。しかしバットマンはニヤニヤ笑いをやめずに針弾を撃つ続けている。カラカラカラカラ。あっ、ジョーカーのマシンガンは弾切れのようだ。僕も勝利を確信する。っていうか、勝利なのかな。そもそも僕とバットマンは仲間なのだろう