「年寄りは街に出ていけない…」路線バスの減便決定…乗客平均1.5人の路線も…3年で229万人減少のバス離れ、赤字と運転手不足の「Wパンチ」休日出勤と時間外労働の対応も限界に
全国紙やテレビ局に先駆け、自民党の派閥の政治資金パーティーを巡る裏金づくりを丹念に報じ、北海道に拠点を置く市民団体「メディア・アンビシャス」(代表=上田文雄・前札幌市長)から優れた報道内容として、2023年の「メディア・アンビシャス大賞」を受賞した「しんぶん赤旗」。その赤旗が再び政界に“赤旗砲”を放った。 11日付の赤旗は、自民党の最大派閥「安倍派」(清和政策研究会)のパーティーで裏金が発覚した「安倍派5人衆」の一人、松野博一前官房長官(61)が昨年12月、裏金問題が発覚してから官房長官を更迭されるまでの約2週間に4660万円の内閣官房機密費(報償費)を自身に支出していたことを報じたのだ。 松野氏は、2018年からの5年間で1051万円を政治資金収支報告書に記載せず裏金化していたことが、既に報じられている。国会で裏金の有無や理由について度々問われながら、曖昧な答弁を繰り返していた松野氏。そ
はじめまして 平岡です @HiraokaYasushi 学生の頃、銀行の窓口で、奥から出て来た人が「そっちは後でいいから、こっちを先にやってくれ」と指示して、待たされた。上得意客が来たので学生なんか後回しにしたのだろう。社会に出ても、その銀行とは取引していない。僕はたいした者になってないが、学生は将来どんな大物になるかわからんぞ。 2024-02-11 10:11:03
ヤマト本社の方針転換による、現場で働く人間の悲鳴を、集英社オンラインはこれまで5回にわたって届けてきたが、今回の取材では「CD」(クールドライバー)に関する杜撰すぎるシステムが明らかになった。 「CD」とは、従来、「集荷」「配達」「営業」を兼ねていたセールスドライバーが分業制となって登場したクール宅急便(低温度帯での管理が必要な荷物)専門のドライバーのことだ。 それにしても、ヤマト本社はなぜドライバーの役割を分業制にしたのか。都内のセンター(営業所)でセンター長を務める男性はこう語る。 「近年、クロネコDM便などの小型荷物の配送は、サービス単価も低く利益が出しづらい不採算部署になっていました。それが今回の“クロネコメイト・パート切り”というコストカットにつながったわけですが、本社はドライバーに関しても利益の効率化に躍起になってます。その結果が都内の一部の主管(エリア)で去年の8月ごろから始
故安倍晋三元首相の妻・昭恵氏が、夫の政治団体「晋和会」を継承し、元首相の5政治団体から計約2億1000万円を集めていたことが分かった問題。政党交付金の国庫返納もなく、無税で政治資金を「相続」した格好となり、国会でも「封建時代の領主」(枝野幸男立民前代表)と批判を浴びた。親族間の政治資金継承は一度、自民も旧民主も禁止とする改革案を出したが実現せずに、今回の夫婦継承問題に至った。このままでいいのか。(安藤恭子、山田祐一郎) 今月8日、岸田文雄首相が出席した参院予算委員会。安倍元首相が死去した昨年7月8日付で安倍氏の資金管理団体だった「晋和会」の代表が妻の昭恵氏に変更されて政治資金も引き継いだとして、蓮舫議員(立憲民主)が「全部で3.4億円。これ、非課税ですか」と問うた。
人気ドラマ「セクシー田中さん」(日本テレビ)の原作者・芦原妃名子さんが急逝した。亡くなる直前、芦原さんは「原作から大きくかけ離れた別人のようなキャラクターに変更される」などと、ドラマの脚本をめぐるトラブルをSNSに投稿していた。なぜテレビ局は原作通りの映像化を進めなかったのか。テレビ東京でドラマ・プロデューサーを長く務めた、桜美林大学教授の田淵俊彦さんは「原作モノのドラマを映像化するためには、4項目を完璧に遂行する必要がある。しかし、今の日本のテレビは、それができる時間も、カネも、余裕もない構造的な欠陥を抱えている」という――。(後編) 【画像】プロデューサーは全ての発信基地 ■テレビ局が、原作マンガを原作通りにドラマ化できない理由 前回、私は「今回の“不幸な”事件がなぜ起こってしまったのか」という原因として、①「ドラマ偏重主義」からくる「ドラマ多産化現象」と②コミュニケーションの断絶を挙
住人を救出した現場で「大震災は誰にとっても人ごとではない」と話す金七祐太郎さん(左)ら=1月25日、石川県能登町松波で ノートに残し「伝えたい」 能登半島地震の直後、家屋の倒壊が相次いだ石川県能登町松波地区では、地元消防団員が人命救助に奔走した。電話が通じず救助要請もできない中、倒壊した家屋の中から住民6人を救った。町消防副団長の金七(きんしち)祐太郎さん(58)は「消防団として何ができて、何ができなかったのか。あの日のことを伝え、残しておきたい」と話す。(加藤豊大) 「中に人が埋まっとる」。1日夕、かつてない激しい揺れで傾いた自宅から必死に逃げ出した金七さんは、近所の人の叫び声を聞いた。崩壊した住宅に、正月で町外から帰省していたとみられる3人が閉じ込められていた。そのうち2人は子どもだった。「痛い、出られん」という声が聞こえ、がれきやかわらを夢中で取り払い、全員を救出した。 地区の消防団
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