2005年11月8日、インテルは同社の研究・開発に関する記者向け説明会を開催した。登壇したジャスティン・ラトナー(Justin Rattner)氏は、Intelシニア・フェロー兼コーポレート・テクノロジ統括本部長の肩書きを持つ。CTOの肩書きで研究・開発部門を統括していたパット・ゲルシンガー(Patrick Gelsinger)副社長が、デジタル・エンタープライズ事業部の事業部長として異動になった後、Intelの研究・開発部門のトップを務めている。 この日の説明会は、特定の研究分野に絞った内容ではなく、Intelの研究・開発全体の中からいくつかのトピックを選び、その概要を紹介するものであった。プラットフォーム・カンパニーを標榜する同社は、従来からの半導体に直接関連したもの加え、さまざまなインターフェイス技術、通信技術、各種の応用技術などの研究開発を行っている。また、BRICs(ブラジル、ロ