ぱっと見、簡単そうに見えてその実、意外と大変なのが差分を表示する処理だ。マシンパワーも意外と使うので、油断ならない。だが、Web上で共有したりコラボレートしたりするアプリケーションが増えている現在にあっては、重要な機能になっている。 手軽に実装する方法は、既存のライブラリを使うことだ。それも、サーバサイドでなくクライアントサイドで。 今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはJSBlend、JavaScriptで実装されたDiffソフトウェアだ。 JavaScriptでDiffを実装すると言うのは以前紹介したgoogle-diff-match-patchや、「Javascriptでdiffる ( with 形態素解析 ) (nakatani @ cybozu labs)」等で試みられている。JSBlendが凄いのは、ただDiffだけでなく、マージにも対応している点だ。比較は文字単位で行われ