英米人は、会話を楽しくしようと努力します。その気持ちは分かるのですが、銅メダル時代のぼくには、まじめな会話の時の方が気楽でした。彼らのユーモアが理解できなかったからです。今週は英米人のコミュニケ―ションの根底に流れるユーモアを解説します。 ユーモアは日本語に翻訳できない 「英語が話せるようになって、いちばん変わったことは何ですか?」 とよく聞かれます。 ジムに通い続けると体が頑丈になる。経営者は事業が成功し始めると自信にあふれた顔つきになってきます。英語ができるようになると、自分がどう変化するのでしょうか。 実を言えば、大きな変化はほとんどありません。英語が話せるようになって、より論理的な日本語で話せるようになったということはありません。感情表現に変化が現れたということもありません。日英の両国語ができるということは、コインに例えれば、表には日本語が書いてあり、裏には英語が書いてある状態です
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