肺からエンドウ豆が発見され、摘出後に自宅でエンドウ豆の缶と種のパックを手にするロン・スヴィーデンさん=7月28日、米マサチューセッツ州ブルースター(AP) 肺腫瘍(しゅよう)とみられた米マサチューセッツ州の75歳の男性の肺から、約3・8センチの発芽したエンドウ豆が発見される仰天事件が発生した。AP通信などが12日までに報じた。 男性はロン・スヴィーデンさん。愛煙家のロンさんは血圧が低く肺炎や脱水症状を起こし、病院で受けたエックス線検査で、肺に悪性腫瘍らしき影が映った。だが、再検査したところ肺から見つかったのは発芽したエンドウ豆。取り除いた途端、すっかり元気を取り戻したという。 ロンさんは「何かを食べたに違いない。それが誤って気管に入ってしまったんだ。(エンドウ豆が)物語っていることがすべてさ」と話した。 医師によると、肺に食物の“微粒子”が入るのは珍しくないが、発芽にまで至ったのは驚くべき