SQL Serverだけではなく、データーベース製品はハードウェアやOSの動き、データベースのアーキテクチャ など細かい部分を意識した構成が求められます。 このあたり、結構「えいやっ」でやってしまいがちなところですが、 あとから手直しのきかない部分でもあるので、しっかりとした設計を心がけたい部分です。 <やるべき設定> 1.tempdbの数をCPUのコア数に合わせる ・SQLサーバーでは、1つのCPUコアに対して、1つのUSM(ユーザーモード)スケジューラが 割り当てられています。 (USMの数は、SQL Server がCPUのコアの数を認識して同じ数だけ立ち上げる) この(CPUのコア数)スケジューラの数だけtempdbのデータファイルを用意すると 並列でtempdbが利用できるため、処理効率が向上する。 2.SQLサーバーのサービスアカウントを「メモリ内のページロック」の設定をする