ブックマーク / thinkit.co.jp (11)

  • KubernetesのWorkloadsリソース(その2)

    前回に引き続き、KubernetesのWorkloadsリソースについて解説します。 Pod ReplicationController ReplicaSet Deployment(前回はここまで解説しました) DaemonSet(今回はここから解説します) StatefulSet Job CronJob DaemonSet DaemonSetは、前回説明したReplicaSetの特殊な形ともいえるリソースです。ReplicaSetは、各Kubernetes Node上に合計でx個のPodをNodeのリソース状況に合わせて配置していきます。そのため、各Node上のPodの数が必ず等しいとも限りませんし、各Node上に確実に配置されるとも限りません。一方DaemonSetは、全nodeに1 podずつ配置するリソースとなっています。そのため、レプリカ数などは指定できませんし、2 podずつ配

    KubernetesのWorkloadsリソース(その2)
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    yoshinx 2018/10/21
  • Kubernetes、PaaS、Serverlessのどれを選ぶのか? 機能比較と使い分けのポイント

    4月19日に開催された「Japan Container Days v18.04」カンファレンス。「『コンテナ疲れ』と戦う k8s・PaaS・Serverlessの活用法!」のセッションでは、Pivotalジャパン株式会社 Platform Architectの草間一人氏が、自前のKubernetesプラットフォームとPaaS、Serverlessの比較と使い分けについて解説した。 「コンテナ疲れ」はコンテナ技術の抽象度の低さから 草間氏はまず、コンテナ技術が面白くてわくわくする一方で、辛い面もあるということを取り上げた。具体的には「美しいDockerfileを書いていたら半日が過ぎていた」「イメージサイズが大きくなりすぎて改善するのに2日かかった」「社内にプライベートリポジトリ立てて苦労」「Kubernetesの独自の概念を教えるだけで○週間かかる」……といった例を紹介した。 また、草間氏

    Kubernetes、PaaS、Serverlessのどれを選ぶのか? 機能比較と使い分けのポイント
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    yoshinx 2018/05/23
  • CentOS 7のログ管理「journald」

    OS再起動後もログが消去されないようにする CentOS 7のjournaldの設定では、ログファイルは、/run/log/journalディレクトリ以下に格納されています。しかし、/runディレクトリはtmpfsファイルシステムでマウントされており、OSを再起動すると、/run/log/journalディレクトリ配下に格納されていたログファイルは削除されてしまいます。 # df -HT |grep tmpfs devtmpfs devtmpfs 970M 0 970M 0% /dev tmpfs tmpfs 979M 144k 979M 1% /dev/shm tmpfs tmpfs 979M 959k 978M 1% /run ←tmpfsでマウントされている tmpfs tmpfs 979M 0 979M 0% /sys/fs/cgroup OSを再起動してもログが保管されるようにす

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    yoshinx 2018/05/22
  • Docker向けの軽量Linux OS 主要3種を比較する

    Dockerをより効率的に利用するための技術 通常Dockerを利用する場合は、Linux OSが稼働するサーバ上にDockerのパッケージを追加でインストールすることで、環境を構築している。当然ではあるが、Linux OSのインストール時に「最小限の構成」を選んだとしても、Dockerの稼働には必要のないパッケージもインストールされている状態となる。 Dockerを利用する最大のメリットは、「少ないリソースでたくさんのコンテナ(=実行環境)を起動させられる」ことである。たとえ最小限の構成であってもDocker実行環境としては、多くのリソースが無駄に消費されていることとなる。さらに不要なサービスが実行されていることにより、Dockerで利用しない機能に対してもセキュリティー上のリスクが残ってしまうことになり、不要な運用作業が発生することとなる。 そのため、Dockerに対してもハイパー

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    yoshinx 2016/04/11
  • Amazon S3のライバル? Google Cloud Storageに触れてみる

    Google Cloud Storageとは Google Cloud Storage(以下、GCS)はGoogle Cloud Platform(以下、GCP)のストレージサービスの1つです。ファイルの静的配信に利用できるほか、GCPの各種サービスのデータストアとしても利用可能です。 大容量でも利用可能であるほか、冗長性の高い構成をしており、99.9%の可用性を保証しています。さらに高い一貫性をも備えており、ファイルをアップロードすると即座に利用可能になり、削除も瞬時に反映されるようになっています。 データを置く位置(データセンターの所在)はアジア、ヨーロッパ、アメリカから選択できるため、利用しているサービスの位置にあわせて配置を変更可能です。 GCSにはWebインターフェース、コマンドライン、API、その他各種プログラミング言語用のクライアントが用意されています。GCSにアップロードし

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    yoshinx 2015/11/29
  • Docker実践ガイド

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    yoshinx 2015/11/24
  • コンテナ技術の基礎知識

    コンテナの概要 ITシステムにおいて、開発面や運用面の変化へ迅速に対応する解決策の1つとして、従来では、仮想化ソフトウェアの採用がありました。仮想化ソフトウェアは、複数のOS環境とアプリケーションを1つのファイルとして取り扱い、非常に可搬性の高い基盤を提供します。しかし、Dockerに比べ、複数のOSを集約した場合の性能劣化や、OSとアプリケーションの仲立ちをする仮想化ソフトウェアの介在による障害発生時の問題切り分けの複雑化が問題視されてきました。Dockerは、従来のハイパーバイザー型の仮想化とは異なり、1つのOS環境に、コンテナと呼ばれる分離された空間を作成し、その分離された空間ごとに異なるOS環境を実現することができます。コンテナによってマルチOS環境を実現することができるため、複数のOSバージョンを必要とするITシステムを1つのOS環境に集約できるというメリットがあります。 コンテ

    コンテナ技術の基礎知識
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    yoshinx 2015/08/11
  • Dockerを理解するための8つの軸

    Docker」というキーワードが、サーバーまわりのキーワードとして定着しつつある。その一方で、触ったことのある人以外からは、「Dockerってよくわからない」「コンテナーって昔からあるのでは?」という声も聞く。 Dockerは、それまでにあった要素技術を組み合わせることで、サーバーアプリケーションを実行する便利な方法を作り出したものだ。そのため、1つの要素技術を見ただけでは、新しさや全体像がわかりにくい。 そこでこの記事では、Dockerを触ったことのない人向けに、Dockerを8つの軸から説明する。なお、ここではDockerそのものを解説するわけではないので、ご了解願いたい。 1. コンテナー Dockerはまず、コンテナー管理ツールだ。 コンテナーとは、1つのサーバーの上で、複数のサーバー環境をそれぞれ分離して実行する、一種の仮想化技術だ。「OSレベルの仮想化」とも呼ばれる。 複数の

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    yoshinx 2015/07/30
  • 開発環境の構築・共有を簡単にするVagrant入門

    Vagrantとは? Vagrantは、開発環境の構築と共有を簡単に行うためのツールです。どこでも同じ環境を再現できるように仮想マシン環境を管理する機能と、Atlasを通して共有する仕組みが提供されています。 VagrantとAtlasの関係 Vagrantは、アプリケーションやシステム開発のバックエンドを簡単にパッケージ化し、共有するためのツールです。このパッケージ化された環境を、「box」と呼ばれる単位で管理します。このboxには、標準で対応しているVirtualBoxをはじめ、AWSなどの各種マシン・イメージに対応したプラグインを介してアクセスします。またboxを共有するための機能としてAtlasという名前のインターネット上のサービスが提供されています。なお、Atlasは以前VagrantCloudと呼ばれていたものですが、現在はHashiCorpの他のツール(Packer、Terr

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    yoshinx 2015/03/20
  • CentOS 7の仮想化、Docker、リソース管理(後編)

    巷で話題のDockerとは? 最近、巷で注目を浴びているオープンソースの一つに「Docker」(ドッカー)があります。Dockerは、コンテナと呼ばれる隔離空間を管理するためのツールです。CentOS 7は、この「コンテナ」と呼ばれるアプリケーションとOSをパッケージ化した実行環境をサポートしています。一般的に、Linux OS上での隔離空間を「Linuxコンテナ」と呼びます。Linuxコンテナは、KVMやXenなどのハイパーバイザー型の仮想化技術に比べて、CPU、メモリ、ストレージ、ネットワーク等のハードウェア資源の消費やオーバーヘッドが小さいとう利点が挙げられます。Dockerは、Linuxコンテナの機能に加えて、API、イメージフォーマット、環境を配布する仕組みを持っています。しかし、このDockerが注目される理由は、ハードウェア資源の消費のオーバーヘッドが小さいだけではありません

    CentOS 7の仮想化、Docker、リソース管理(後編)
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    yoshinx 2015/03/02
  • Pythonで作られた便利なコマンドラインツール MySQL Utilities

    MySQL Utilitiesならではの注意点 MySQL Utilitiesは従来のコマンドラインツール群とは違い、以下のような記述で接続先を指定します。 これは、従来のコマンドラインツール群が主に1つのMySQLサーバーを対象として動作するものなのに対して、MySQL Utilitiesは2つ以上のMySQLサーバーを対象として動作するものが多いため、このような記法になっています。 [MySQL Utilitiesの記法] --server=ユーザ名:パスワード@ホスト名:ポート番号 [MySQL コマンドラインツール群の記法] --user=ユーザ名 --password=パスワード --host=ホスト名 --port=ポート番号 なおWindows環境ではローカルホストとしてlocalhostと127.0.0.1のどちらを指定しても同じですが、LinuxやUNIXではホスト名に対

    Pythonで作られた便利なコマンドラインツール MySQL Utilities
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    yoshinx 2014/02/11
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