不況は様々な物を変化させつつありますが、Webの世界も不況の影響が徐々に出始めているような気がします。 最近は、様々なコンテンツ保持者がオンラインコンテンツに対する課金に関して検討しています。 少なくとも、私の周りでは多くの人々が電子出版やオンライン課金を検討しています。 まだ多くは「社内での検討」や「情勢調査」といった段階であると勝手に推測しているのですが、何かのキッカケあれば、雪崩現象的に多くのコンテンツが課金へと向かいそうな雰囲気を最近強く感じるようになってきました。 Webコンテンツの課金へと向かわせるもの 最近、Web課金に関する記事をチラホラ見かけるようになってきました。 TechCrunch:メディア王マードック:タブレット以外に「新聞が生き残る道はない」 JBpress:「課金の壁」を巡る新旧メディアの戦い - 騒動を楽しむメディア王マードック JBpressの記事では、以
先週、記者が気になったのは、モジラ・コーポレーションCEOのジョン・リリー氏の「iPhoneはウェブじゃない」という言葉だ(参考記事:「iPhoneはウェブじゃない」、モバイルFirefoxが目指すもの)。会見の席上でリリー氏は、アプリケーション配布ネットワークのApp Storeまで含めたプラットフォームとしてのiPhoneを「generativeではない」とも指摘した。 “generative”(ジェネラティブ)という単語に戸惑った通訳者は、その意味をリリー氏に聞き返し、リリー氏はこれを“productive”という単語に置き換えて説明した。 食い止めるべきインターネットの未来の姿 “generative”は“generate”(生成する)の形容詞形で、何かを生み出す能力があるという意味だ。生物であれば生殖力や繁殖力があるという意味で、知的生産の文脈では創造力があるというほどの意味で使
ニコニコ動画はおもしろい。 たぶん、Webサービスにおける2007年最大の革命だと思う。 ただ、ニコニコ動画のおもしろさや技術的な側面については多くの場所で語られているけれど、 どうも今ひとつ表層的な部分で終わってしまって、本質にたどり着いていないような気がするんです。 例えばちょっと前の記事、 ・Second Lifeとニコニコ動画の同期性、“後の祭り”と“いつでも祭り” でも、「コメントが積み重なって、あたかも擬似的に同期しているからいいんだ!」と言われてますが、 それはそうなんだけど、そうだと何がいいのかがよくわからない。 「コミュニケーションが取れる」イコール「楽しい」みたいな図式が自動的にできあがっているようで、 なんとなく釈然としなかったのです。 ・ニコニコ動画に学ぶ、人気サービス開発の極意:スペシャルレポート - CNET Japan こちらも、記事の内容は素晴らしく、なるほ
国連児童基金(UNICEF)、One Laptop per Child(OLPC)、米Googleは12月7日、世界中の子供たちが年長者や家族、友人から聞いた「お話」を共有、保存するプロジェクト「Our Stories」を立ち上げた。 同プロジェクトは、米国で人々の会話や生活を記録している「StoryCorps」プロジェクトからヒントを得たもの。Our Storiesでは、子供たちが周囲の人々にインタビューを行い、現地語で記録した話を、Webサイトで世界中の人々と共有する。それぞれの「お話」には、サイト上のGoogle Mapsからアクセスできる。 Our Storiesではまず、OLPCを使用する途上国の子供たちや、UNICEFのラジオ制作者と共同作業を行っている人々に対して記録用のリソースを提供する。ガーナ在住のダニエル君が語る将来の夢やタンザニア在住のベロー氏が語るマラリアの恐怖など
ウェブブラウザが登場した1994年。その頃と同じ、あるいはそれ以上の興奮が、世界を席巻しようとしている。「右脳的インターネットの世界」が、すぐそこにまで近づいてきているためだ。 これまで、そのほとんどが論理的思考を軸とした左脳的役割に終始していたパソコンの世界。さまざまな企業が家電製品とパソコンの融合を試みてきたが、結果として成功している事例はほとんどない。米Appleの最高経営責任者(CEO)であるSteve Jobs氏の言葉を借りると、「パソコンはテレビの代用にはならない。テレビを見る時は頭をOFFにしているからだ」ということであろう。 インターネットも例外ではなく、ネットとリアルという対極同士が、今ひとつ融合という意味合いにおいてしっくりこなかったのは、左脳的役割に偏ったネットの特性が、その大きな理由のひとつだったことは間違いない。 ではなぜ、ネットは右脳的役割を果たすことができなか
Did you know? -私たちは何も知らない | 近江商人JINBLOGを読んで。 Did you know2.0という動画が、Ad Innovatorの織田さんやが、上記の上原さんのブログ経由で話題になっていたので、見てみたのですが、ひさびさに心にささる動画でした。 思わず感動して勢いで初字幕.inで字幕をつけてみたので、まずは一度見てみてください。 内容としては、「フラット化する世界」や、「富の未来」でも描かれている未来ではありますが、それが8分ほどの動画で力強く伝わってくるという点で、改めて動画の力も再確認されるビデオです。 私も昨年子供が生まれ、自分の子供が大きくなったときの未来を想像することがありますが、いまだに選挙でインターネットを活用することもできず、英語リテラシーも高くない日本の未来を考えると、正直明るい気持ちには慣れません。 今の日本の教育は、政治は、そして私達は、
[Login] Project page: https://github.com/canal874/positlog Preferred language[English] [Japanese] フォーラム(コメント・バグ報告など) Copyright (c) 2006-2008 Hidekazu Kubota All rights reserved hidekazu.kubota@gmail.com News! 2009/10/9 進化版の Crowkeeプロジェクト(動的コンテンツの開発を可能とするWebアプリケーション)で、2008年度下期未踏本体スーパークリエータに認定されました. サイトのページ一覧 便利な使い方 ロードマップ 次のマイナーアップデート予定 サイトの更新情報 FAQ PositLog redrawing the Web 機能の詳細 マニュアル PositLogとは
先日、DVDレコーダーを作っている部門の偉いさん*1と話をしていたのだが、「(著作権問題を無視したとすれば)YouTubeとBlog, SNSを組み合わせたTV番組の視聴スタイルって最高だよね!」という話題をちぃいいいいっとも理解してもらえなかったのがものすごくショッキングだった。ショックを受けた要因は2つある。 一つはTVの新しい視聴方法を提案・推進しているはずのDVDレコーダー部門の方にもかかわらず、そういった使い方の魅力を認識しておられなかったこと。 もう一つはきちんと概念を説明してDEMOまで見せて説明したものの『私にとってはこの視聴スタイルのどこが魅力的なのかが正直よくわからない』という感想しか出てこなかったことだ。 YouTube + Blog,SNSによって得られる新しい視聴スタイルのメリットとして私が強く推した点は以下のとおり。 基本理念 番組の面白いところだけが見れる C
国立情報学研究所(NII)はこのほど、1981年から25年間に発生した台風の衛星画像を網羅したデータベースを「デジタル台風」で公開した。台風について記したブログの情報を、実際の台風の動きと合わせて表示するシステムも公開し、ブロガーに協力を呼び掛けている。 「宇宙からの視線」である衛星画像と、ブログという「地上の視線」の両面から台風を詳しく知ることができる。「災害時に大量に流れ込んでくる情報を、リアルタイムにどう見せていくか」という課題への取り組みにもなっている。 データベースは、気象衛星「ひまわり」が撮影した約13万件の画像を収録した。ひまわりが撮影した地球の全周画像から台風部分を切り出した上で、台風と画像の中心を一致させ、面積が一定となるように変換して収録。画像の類似度で検索するといったユニークな方法も取り入れた。iPodで台風の動きを見られるデータもダウンロード可能だ。 台風の公開型デ
追記:清書としてusing API;でAPIに関するブログをはじめました。 「ProgrammableWeb: Web 2.0 Mashup Matrix」には海外のAPIがずらりと並んでいますが、日本語圏のAPIの最新のリストは見当たらなかったので集めてみました。 Nakamura-KU ADDICT <>invGeocoder のREST 緯度経度を引数に住所を返す写真共有「フォト蔵」Geocoding API – 住所から緯度経度を検索RSSナビ –開発者の方 (RSSナビ RSET API)Simple API – ウェブサイト・サムネイル化ツールlivedoor PICS WebService – livedoor PICS サービスのお知らせ – livedoor Wiki(ウィキ)ヨコナビ – livedoor ReaderのAPI一覧Weather Hacks – live
多様な分野で活躍するインターネット関連企業のビジネスの最新状況を広く紹介する「JANES-Way(Japan Net business Success Way) episode1」(主催: Eビジネス研究所)が開催された。「Web2.0時代に激変する新世代ネットビジネスの真価を探る」をテーマとして掲げ、Web2.0の本質、将来性、その事業展開、それを推進する企業などについて多角的に考察する講演、討議が行われた。早稲田大学IT戦略研究所リサーチメンバーの青木孝次氏は、「ソーシャルネットワーク・サービス(SNS)『mixi』におけるネットワーク行動〜『バーチャリアラー』の特性と果たす役割〜」との表題で、mixiに集まる人々の動き、思考を分析、SNSというものの性質や方向性を新たな切り口で解明することを試みた。 早稲田大学IT戦略研究所リサーチメンバーの青木孝次氏 mixiにはリアルの世界が投
今日は飲んで帰ってきたのですがびっくりしました。昨日のエントリ「僕はこんなサイトで情報収集している」を沢山の方に見ていただいたみたいで、感謝感謝です。少しはお役に立てましたでしょうか?さて、そんな驚きの中で感じたのが「まとめ」の威力。正直言ってしまえば、昨日のエントリは普段自分が見ているサイトのURLを貼り付けただけなので、普段のエントリの半分以下の時間で仕上げたのですが、それでも沢山の方に見ていただけた理由の一つは「情報がまとまっていたから」だと思っています。ユーザ自身がWeb上に整理しきれないくらいの情報を吐き出している昨今、こういう「まとめ」の重要性、すなわちフィルタリングされた情報の価値というのは、どんどん増していくのだろうなぁと思ったわけです。そんなわけで今日は、クリッピングしてまとめて情報を公開するWebアプリ「Clipmarks」のご紹介。Clipmarksでクリッピングして
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く