飲料メーカーが、水について学ぶ出張授業に取り組む。 「本当に味が違う」 「色も変わる」 東京都西東京市の上向台(かみむこうだい)小学校の家庭科室で、2種類のミネラルウオーターを飲み比べたり、紅茶を入れて色を調べたりした4年生から歓声があがった。 生活や環境の視点から、水について学ぶ出前授業。飲料メーカーのサントリーが6月から「水育」と名づけて首都圏の小学校で始めた。 子供たちがその違いに驚いた水の一方は、カルシウムやマグネシウムが多い硬水、もう一方は少ない軟水。軟水は、硬水に比べて、柔らかな口当たりで、紅茶の色にも透明感がある。 山地が多く、川の流れが急な日本は、水にカルシウムなどが溶けにくいため軟水が多く、平野をゆっくり流れる欧州は硬水が多い。 この日の講師で、ワインアドバイザーでもある松井理恵さん(27)が「水は自然の恵み。自然や地形の違いが、水の違いを生みます」と説明を続けた。 松井
「健脳食」の給食を出す幼児教育施設を訪ねた。 ご飯、梅干し、筑前煮、ほうれん草のおひたし、みそ汁。京都市の「京都幼児教室」が開設する全日制保育クラス「京都きらら学園」で、3日に出された給食のメニューだった。 翌日の献立も、ご飯、納豆、豆腐のあんかけ、厚揚げ大根煮、みそ汁。子供が好きなカレーやシチューは月1回出る程度で、肉類は鶏肉ぐらい。基本的に、大豆、海藻類、野菜を使った和食メニューが続く。週5日のうち水曜だけは弁当持参になるが、弁当もできるだけ和食中心になるよう、保護者に働きかけている。 給食のご飯は五分づきの玄米と麦を7対3で混ぜており、かみ応えがある。おやつにも、カルシウムをたくさん含んだ、いりこが毎日出る。よくかむことが脳の発達につながるからだ。 クラスは現在、1歳児から5歳児まで84人。基本的にメニューは同じで、1990年の開設当初から、幼児の大脳発達に欠かせない栄養素を考慮した
長寿県復権をめざして、沖縄が食生活改善に動く。 イラストで描かれた約120種類のメニューには、「ポーク玉子おにぎり」「ミニゴーヤー弁当」といった沖縄らしい食品も並んでいる。沖縄県北部福祉保健所(名護市)が開設する「バーチャル(仮想)コンビニ」のページは、なかなかの優れものだ。 パソコン上で飲食物を選んで精算すると、カロリーや塩分の量が表示される。さらに、栄養チェックボタンを押すと、「エネルギーのとりすぎです!」「塩分のとりすぎです!」「脂質の割合が高すぎます!」といった表示が現れた。 高校生など、コンビニエンスストアを利用する機会の多い10代に、食事のバランスを考えてもらおうと作った。管内の小中学校や高校では、授業にも活用されている。 また、「やんばる弁当甲子園」という催しもある。高校生を対象に、バランスの良い弁当メニューを考えさせる企画で、高校生自身の自覚を促す狙いもある。昨年は約50件
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