参議院特委本会議での教育基本法改正案の強行採決という愚行は、これからも決して忘れることはない。 アメリカ占領下であった現行教育基本法の質疑と今回の衆参の質疑とを比較してもらいたい。ぜひ、帝国議会の議事録を読んでいただきたいのだが、当時の方が今よりも突っ込んだ議論が行われているし、教育のことをよくよく考えて議論をしている。占領下の議会よりも議論が低調で、低俗であるというのはどういうことか。 これから、議事録などを基にして今回の改正論議がどのようなものだったのか検証が進められていくことを強く期待する。そして、今回の愚行は長く語り継いでいかなければならない。 牛刀を以て鶏を割くような今回の行為が、他の場合にも行われるかもしれない。自分たちに都合の悪い法律を、些細な理由をこじつけてみたり、スケープゴートを使って改正する。そういうことを繰り返させてはいけない。 改正反対と言うことをこれからも止めるこ
平成18年12月15日 本日、教育基本法改正法が成立し、我が国の教育改革は新たな第一歩を踏み出しました。関係各位のこれまでのご尽力に対し感謝します。 個人の価値を尊重しつつ、その能力を伸ばし、志ある国民を育て、品性ある国民による品格ある国家・社会をつくるために、教育が重要であることはいつの時代も変わりありません。 昭和22年に制定された前教育基本法のもとで我が国の教育は充実発展し、豊かな経済社会や安心な生活を実現する原動力となるなど、多くの成果をあげてきました。しかし、制定から半世紀以上が経過し、科学技術の進歩、情報化、国際化、少子高齢化、家族のあり方など、我が国教育をめぐる状況が大きく変化し、様々な課題が生じています。 このため、今回の改正法は、これまでの教育基本法が掲げてきた普遍的な理念を継承しつつ、公共の精神等、日本人が持っていた「規範意識」を大切に、それらを醸成してきた伝統と文化の
さまざまな人の願い・怒りも空しく、教育基本法改悪案が議会を通過してしまった。現行教育基本法を守ろうとした人々の完全な敗北である。 言うまでもないが、「敗北」を「敗北」と認識することそれ自体は、敗北主義でもなんでもない。敗北主義とは、まだ事が終わっていないのに努力の手を緩めてしまうことであり、例えば今回の教育基本法改正をめぐる動きで言えば、伝えられるところによれば、参議院民主党の対応が敗北主義的だったと言うべきである(正確には、参議院民主党執行部の対応、と言うべきだろう・・・教育基本法特別委員会の委員をしていた民主党議員たちがすべて敗北主義的だったわけではないから)。後々の資料のために、記事から一部引用しておくと、 <改正教育基本法:「成立阻止」の野党共闘が崩壊> http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/kokkai/news/20061216k0000m01
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