いわゆる有名大の高学歴女子学生が、一般職での就職を希望する例が増えているという(参照:高学歴女子はなぜ今、あえて一般職を目指すのか)。この記事に登場する女子学生たちは、「結婚して子どもができてもずっと働き続けたい」と、働くことに前向きな気持ちを持っている。ただ、転勤や長時間労働を余儀なくされる総合職では、それが難しいと考えているのだ。 今の時代、大企業であっても彼女らが定年を迎えるまで存続する保障はない。「女性活躍推進」の流れの中で、一般職を廃止する企業も増えるだろう。そして現状では、夫の転勤についていくために妻が退職するケースも多い。だから、「一般職で就職すれば、ずっとその企業で働き続けられる」と考えているとすると、見通しが甘い。 長時間労働は是正の方向。転勤は?「一般職なら一生安泰」とは言えないが、まずは一般職で社会人経験を身につけるという選択肢はあっても良いと思う。高学歴であろうとな