年末年始恒例、「2023年にサポートが終了する」Microsoft製品まとめ――どうなるWindows? どうなるOfficeアプリ?:山市良のうぃんどうず日記(247) 2022年も残すところあと少し。この時期は恒例となった、サポートが終了するMicrosoft製品/サービスをまとめて取り上げます。2023年、Windows 10は、Windows Serverは、Officeアプリはどうなるのでしょうか。
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システム要件を満たさないPCはWindows 11 2022 Updateにできないの? Windows 11のシステム要件を満たさないPCでも、Microsoftが公表したレジストリキーの編集によってインストールが行えた。しかし、こうしてシステム要件の回避でインストールしたPCは、残念ながらWindows 11 2022 Update(バージョン22H2)にアップデートできない。そこで、システム要件を満たさないPCでも、Windows 11 2022 Updateにする方法を紹介しよう。 「Windows 11」を実行するには、CPUやTMP 2.0のサポートなどの点でシステム要件が厳しくなっている。そのため、数年前のPCでもWindows 11にアップグレードできないこともある。 そうしたPCをWindows 10からWindows 11にアップグレードする方法として、Microsof
山市良のうぃんどうず日記 Windows 11 バージョン22H2の一般提供開始 最新の「Windows 11」となる「バージョン22H2」は、「Windows 11 2022 Update」とも呼ばれ、GA(General Availability:一般提供)ビルドは「22621.521」です(画面1)。MicrosoftのWebサイトでは機械翻訳の問題で、しばらくは「Windows 11 2022更新」や「Windows 11 2022更新プログラム」という表現を目にすることでしょう。 2021年10月にリリースされた最初のWindows 11「バージョン21H2」の後継になりますが、「Windows 10」の「半期チャネル」(Semi-Annual Channel、SAC)とは異なり、1年に1回の一般提供チャネルでのリリースになりました。 同じく1年に1回のリリースとなった次期Win
Windows 10の次期機能更新プログラムとサポートが終了する「2025年10月」までの道:企業ユーザーに贈るWindows 10への乗り換え案内(131) MicrosoftはWindows 11の次期バージョン「22H2」についてさまざまな情報を公開していますが、同時期にリリース予定のWindows 10の次期バージョンについては沈黙を続けていました。ようやく、2022年7月末にWindows 10のRelease Previewチャネル向けに次期バージョンの提供が開始されました。Windows 10 バージョン「22H2」のビルド番号は「19045」です。そこから見える、Windows 10の今後とは……。
2021年秋の機能更新プログラム「Windows 10 November 2021 Update」では何が変わる 2021年秋の機能更新プログラム「Windows 10 November 2021 Update(バージョン21H2)」の提供が開始される。新しいWindows OS「Windows 11」がリリースされた後、November 2021 Updateでは何が変わるのか。 Microsoftは、「Windows 10」の2021年秋の機能更新プログラム「Windows 10 November 2021 Update(バージョン21H2)」が間もなく提供開始されると発表した。原稿執筆時点では、開発が終了しており、Windows Insider Programに参加しているMicrosoftアカウントでサインインした状態でMicrosoftの「Windows Insider Prev
Windows 11に無償アップグレード可能かどうかを調べる Windows 10は、無償でWindows 11にアップグレード可能だ。ただし、プロセッサやメモリ容量などの条件がある。それが合致していないとWindows 11にアップグレードできない。自分のPCが合致しているかどうか調べてみよう。 Windows 11の提供が開始されると、既存のWindows 10も無償でWindows 11へアップグレード(アップデート)が行えるようになる。ただし、全てのPCが対象ではなく、Windows 11が実行できる「システムの最低要件」を満たしている必要がある。 条件を満たしているPCに対しては、Windows 10の機能更新アップデートと同様、順次、Windows UpdateでWindows 11への更新プログラムが案内される。逆にいえば、条件を満たしていないPCでは、Windows 11が
刷新された「Windowsのリリースの正常性」サイトの歩き方:企業ユーザーに贈るWindows 10への乗り換え案内(99) Microsoftは2021年2月に「Windowsリリース情報」サイトを刷新し、「Windowsのリリースの正常性」をトップに据えた新たなサイトに移行しました。Windows 10の毎月の品質更新プログラム(累積更新プログラム)や半期に一度の機能更新プログラムの最新情報は、このサイトから入手できます。 企業ユーザーに贈るWindows 10への乗り換え案内 一般向け「Windowsのリリースの正常性」サイトとは 「半期チャネル(Semi-Annual Channel、SAC)」の「Windows 10」は、毎月リリースされる「品質更新プログラム(累積更新プログラム)」と半期に一度リリースされる「機能更新プログラム」(Windows 10の新バージョン)で継続的に更
Windows 10の登場から6年で削除された機能、廃止予定機能のざっくりまとめ:企業ユーザーに贈るWindows 10への乗り換え案内(97) Windows 10の新バージョンに移行する場合、それがWindows 8.1以前からであれ、Windows 10の古いバージョンからであれ、以前は利用できていた機能が新バージョンでも利用できるとは限りません。特に、企業のセキュリティ対策として利用してきたWindowsの標準機能が利用できなくなる場合は、早急に代替策を検討する必要があります。 企業ユーザーに贈るWindows 10への乗り換え案内 Windows 10は「OSのライフサイクル=機能のライフサイクル」ではない 「Windows 8.1」以前のWindowsは、Windowsのバージョンごとに搭載されている機能が固定され、原則としてOSソフトウェアのライフサイクルが終了するまでその機
「Googleドライブ」をWindows 10上から利用できるようにするクライアントソフトウェアとして、Googleから「バックアップと同期」と「パソコン版Googleドライブ(旧、ドライブファイルストリーム)」の2種類が提供されている。個人Googleアカウント向けには、「バックアップと同期」が推奨されていたため、「バックアップと同期」でGoogleドライブを利用している人も多いのではないだろうか。 しかしGoogleは、2021年2月4日にGoogle Workspace Updates Blog「Googleドライブのコンテンツをパソコンに同期する方法に関する更新情報」で個人向けの「バックアップと同期」と主に企業向けとして提供してきた「ドライブファイルストリーム」を統合して、2021年後半に「パソコン版Googleドライブ」として提供すると発表している。 「ドライブファイルストリーム
情報通信研究機構(NICT)は2021年4月1日、インターネットを介した日本標準時の配信をNTP(Network Time Protocol)に一元化すると発表した。現在はHTTP(Hyper Text Transfer Protocol)とHTTPS(Hypertext Transfer Protocol Secure)でも時刻を配信しているが、これらのプロトコルによる時刻配信は「2022年3月31日」で終了する。 「このままNTPとともにサービスを維持するのは困難だ」 NICTは「HTTP/HTTPSによる時刻配信は、NTPが普及していない状況でファイアウォールによる影響を受けずに時刻情報を取得できるように開発した試験的なツールだ」と説明する。試験的なツールとの位置付けにもかかわらず、2016年ごろからアクセス数が急増し、2018年後半からはサーバの負荷増大による一時的な停止が生じてい
ユニバーサルプリントのパブリックプレビューは2020年7月に始まっており、既に数千社の企業が利用している。このサービスはMicrosoftのデータセンターで運用されており、次に挙げるWindowsや「Microsoft 365」サブスクリプションのいずれかを契約している企業は、今回、ユニバーサルプリントをアクティベートできるようになった。 Microsoft 365 Business Premium Windows 10 Enterprise E3、同E5 Microsoft 365 Enterprise F3、同E3、同E5 Windows 10 Education A3、同A5 Microsoft 365 Education A3、同A5 ユニバーサルプリントは、Windows Serverの主要な印刷機能をMicrosoft 365クラウドに移行するというもの。企業はオンプレミスのプ
次期Windows 10「バージョン21H1」も有効化パッケージ形式に、企業は移行すべきかどうかの判断が重要:企業ユーザーに贈るWindows 10への乗り換え案内(94) Microsoftは2021年2月17日(米国時間)、Windows 10の次期バージョン「21H1」に関する情報を公開し、Windows Insider ProgramのBetaチャネルに対して次期バージョンの機能更新プログラムをリリースしました。Windows 10 バージョン21H1は、2021年上半期中にリリースされる予定です。 企業ユーザーに贈るWindows 10への乗り換え案内 次期バージョン「21H1」は、2004/20H2に対する小規模更新に Windows 10の次期バージョンである「Windows 10 バージョン21H1」については、以下のWindows Blogでアナウンスされました。新機能は
エクスプローラーが「応答なし」になるとデスクトップも使えなくなる デスクトップは、エクスプローラーと同じプロセスで動いているため、エクスプローラーのフォルダーウィンドウが「応答なし」になると、デスクトップも反応しなくなってしまう。こうした状態の頻度がある程度高い場合、フォルダーウィンドウのプロセスをデスクトップと分離するとよい。その方法を紹介しよう。 「Windows 10」を使っていて、「エクスプローラー」でファイルをコピーしている途中やアプリケーションを起動しようとした際に、「応答なし」になってハングアップした状態になってしまった経験は誰にでもあると思う。しばらく待つとエクスプローラーの反応が戻り、作業が継続できることも多い。 この「しばらく待つ間」に別の作業をしようと、[スタート]ボタンを押しても、[スタート]メニューが表示されない。また、エクスプローラーの右上の[×]アイコンをクリ
Windowsにまつわる都市伝説 netplwizから消えた自動ログオン構成オプション 「Windows 10」は、以前のバージョンと同様に、ログオンする「ユーザー名」と「パスワード」を事前に設定し、起動時や再起動時にユーザーの操作なしでデスクトップが表示されるまでを自動化する「自動ログオン」機能とGUI(グラフィカルユーザーインタフェース)で構成可能なオプション(GUIで設定可能なのはワークグループ構成のみ)が用意されています。 GUIによる構成には「netplwiz」コマンド、または「control userpassword2」コマンドを実行すると開く「ユーザーアカウント」コントロールパネル(Advanced User Control Panel)を使用して、「ユーザーがこのコンピューターを使うには、ユーザー名とパスワードの入力が必要」チェックボックスをオフにします。 以下の記事をはじ
[緊急報告2]Windows 10 バージョン2004以降へのアップグレードで新たに2つの問題が判明:山市良のうぃんどうず日記(194) 「Windows 10 バージョン2004」以降へのアップグレードで発生する可能性がある新たな問題が2つ追加されました。影響を受けるPCへのWindows Updateでの配布は停止措置が取られていますが、その他の更新チャネルやインストールメディアを使用したアップグレードには十分に注意してください。 山市良のうぃんどうず日記 セーフガードホールドの対象に追加された新たな2つの問題とは 前回は、「Windows 10 バージョン1903」以降へのアップグレードで証明書が失われるケースがあるという問題を報告しましたが、「Windows 10 バージョン2004」以降へのアップグレードで発生する可能性がある新たな2つの問題が2020年11月5日(米国時間)に追
Windows 10 October 2020 Updateのバージョン表記が変更に Windows 10のバージョン表記が変更になり、これまでの「西暦下2桁+完成月2桁」から「西暦下2桁+半期表記」となった。このため、October 2020 Updateのバージョンは、「Windows 10 バージョン20H2」となる。 最新のWindows 10である「October 2020 Update」(以下20H2と表記)は、2020年10月13日(現地時間。日本時間は翌14日の午前3時)に配布が開始された。 Windows 10の秋の機能アップデートは、Windows 10 May 2020 Update(バージョン2004)(以下、20H1と表記)に対する品質アップデートとして春から段階的にアップデートが行われているものの、新機能に関しては抑制されたままになっている。 2020年10月1
山市良のうぃんどうず日記 証明書消失問題の回避策は10日以内のバージョンロールバック 2020年10月に「Windows 10 バージョン20H2(October 2020 Update)」が正式リリースされましたが、Microsoftは同10月末、このバージョンを含むWindows 10 バージョン1903以降へのアップグレード(バージョン更新)で証明書が消失する可能性について、各バージョンに関するリリース情報の「既知の問題」に追加しました(以下のリンクはWindows 10 バージョン20H2の既知の問題)。 Certificates may not be present after updating to a newer version of Windows 10[英語](Microsoft Docs) この問題は、2020年9月の品質更新プログラムがインストールされた以下のバージョ
【速報】Windows 10 October 2020 Update(バージョン20H2)が正式リリースに:山市良のうぃんどうず日記(191:特別編) Windows 10の最新バージョン「Windows 10 October 2020 Update(バージョン20H2)」が正式にリリースされました。Windows Updateを通じて段階的にロールアウトされるため、全てのPCで利用可能になっているわけではありません。案内が来るのを気長にお待ちください。 山市良のうぃんどうず日記 バージョン2004の未解決問題を残しながら、バージョン20H2がリリース Windows 10の最新バージョン「Windows 10 October 2020 Update(バージョン20H2)」が正式リリースされました。バージョン20H2は、「Windows 10 May 2020 Update(バージョン20
ビデオ会議の記録はどうしていますか? 議事録を作成するためなど、ビデオ会議を録画しておきたいと思ったことはないだろうか? 多くのビデオ会議システムには録画機能があるものの、それぞれ操作方法が異なるため面倒だ。Windows 10の標準機能「ゲームバー」を利用すれば、同じ手順でビデオ会議の録画が可能だ。 新型コロナウイルスのまん延から、リモートワーク(テレワーク)が強いられている人も多いのではないだろうか。そのため、会議や商談、セミナーなどもオンラインで行うケースが増えていると聞く。 こうした会議や商談では、議事録などを作成しなければならないこともあるだろう。通常の会議と同様、メモをとるなどしていると思うが、意外と面倒だ。 大事な会議や商談などでは、後でもめないようにしっかりと記録を残した方がよい。ZoomやGoogle Meetなどのビデオ会議システム(Web会議システム)には録画機能があ
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