埼玉、群馬両県の系列総菜店で販売されたポテトサラダなどを食べた客から腸管出血性大腸菌O157が相次いで検出された問題は、感染源の特定に至らない中で、東京都内の女児=当時(3)=が死亡するという最悪の事態に至った。女児が口にしていたのはポテトサラダのような「生」の食品ではなく、炒め物だった。13日に会見した前橋市衛生検査課の担当者は、発症当時の店側のずさんな衛生管理態勢や、販売形態が今回の被害につながった可能性を指摘した。 説明などによると、女児と新たに感染が確認された女性は8月11日、同市の「でりしゃす六供店」で購入したエビの炒め物やきんぴらなど、いずれも加熱された7品目を購入。そのうち4品目を食べた。2人は親族などのグループ計11人で食事したものの、残る9人は発症していない。 2人から検出されたO157は、これまで確認された遺伝子型と同じで、食事をしたのも、他の感染者と同時期であるなど共
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