金沢豪雨説明会 住民側納得せず 県は16日、7月末の豪雨災害で床上浸水などの被害が出た金沢市並木町など5町会で作る「浅野川水害被災者の会」に対し、2回目の説明会を開いた。会場の材木町小学校体育館には住民約100人が集まった。県は、堤防の切れ目「切り欠き部」の閉鎖の遅れが被害拡大につながったことは認めたが、「水防計画上、想定していない急激な水位上昇で、県に補償の責任はない」と主張し、協議は平行線に終わった。 県は、浅野川の氾濫(はんらん)状況を分析した実験結果を住民に説明。川からあふれ出た水量は3万1000立方メートルで、切り欠き部をすべて閉じていれば8000立方メートル減ったとの試算を明らかにし、閉鎖の遅れが被害の拡大につながったとの認識を示した。 しかし、浅野川大橋付近では、切り欠き部を閉じる基準である「氾濫注意水位」に達してから約45分で切り欠き部から水があふれたと試算しており、県は「
義援金配分委員会 平成20年8月26日(火)、福野庁舎で「7・28豪雨災害」義援金配分委員会を開催し、これまでに寄せられた義援金約1,500万円について、第一次配分基準額を決定しました。 会議には、清都副市長、水木議長、被害にあった地域の自治振興会長など委員7名が出席。清都副市長が、「入善町の高波被害を参考に配分案を作成しました。みなさんのご意見をお伺いしたい」とあいさつ。会長に中藪淳一南砺市自治振興会連絡協議会長、副会長に山本秀夫南砺市社会福祉協議会長が選ばれました。 協議の結果、配分基準額は下記のとおり決定しました。9月上旬、口座振込にて被災者の方々にお渡しします。 <住家被害配分基準額(1棟あたり)> 全壊:100万円 大規模半壊:80万円 半壊:50万円 一部損壊(床上浸水) 重度:20万円 中度:10万円 軽度:5万円 床下浸水:1万5千円 ※床下浸水は第一次配分のみです。 ※第
トップ > 石川 > 10月21日の記事一覧 > 記事 【石川】 浅野川水害 不安定土砂 対策を 第三者委指摘 上流再びはんらんも 2008年10月21日 上流の土砂移動のシミュレーション結果をもとに議論する第三者委砂防部会=県庁で 金沢市の浅野川水害を受け、県が設置した第三者委員会の砂防部会第二回会合が二十日、県庁であった。上流に約十万立方メートルの不安定な土砂が残ったままで、新たな被害がないよう土砂の移動をシミュレーションした結果、砂防施設が機能しても湯涌保育園近くで土砂が堆積(たいせき)してはんらんの可能性があることが分かった。次回までに解決策を検討する。 (室木泰彦) 県などの詳しい調査で、各地点の堆積土砂量は、破損した上流の砂防堰堤(えんてい)付近の採石場で約十五万三千四百立方メートル、下流の芝原橋手前で堤防が崩れ氾濫被害が出た湯涌保育園付近で約二万三千八百立方メート
◇「天災でなく人災」 7月末の浅野川の水害で、県が堤防切れ目を閉鎖するのが遅れ、浸水につながった問題で、被災地域の住民が5日、県の謝罪や損害の補償などを求めた谷本正憲知事あて文書を県に提出した。県側は被害を検証し、新水防計画に再発防止策を反映させると表明した。また、初の地元説明会の開催を約束。1カ月以上が経過しても直接の説明や謝罪もなく、業を煮やした住民に反応して、やっと重い腰を上げた格好だ。【野上哲】 浅野川の天神橋と浅野川大橋間にある、親水目的などで開閉式にした堤防の切れ目2カ所(幅約6メートル、高さ1メートル)で、県や委託業者による閉鎖が間に合わず泥水が街区に流出した。 この日、床上浸水などの被害が出た金沢市東山などの5町内会で結成した「被災者の会」の約15人が県庁を訪問。「県の責任でなされるべき作業が行われず、濁流が周辺を直撃した。天災ではなく人災」とし、住民約600人の署名付き文
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