※こちらの手紙は2021年10月21日に「ヤシノミ作戦」の記者会見で読ませていただいたものです。会見の動画はこちらをご覧くださいませ。 岸田文雄様 この度は、内閣総理大臣へのご就任、誠に喜ばしいことと、謹んでお祝い申し上げます。 今年3月、「選択的夫婦別氏制度を早期に実現する議員連盟」が発足し、私も設立総会に呼んでいただきました。 そこで配られた議連の役員一覧には、顧問として岸田文雄様、甘利明様、野田聖子様、河野太郎様、石破茂様、小泉進次郎様ら、自民党内でも特に有力な議員の方々の名前が載っておりました。 私はこれを見たとき、「これでついに自民党内でも議論が進むのだ。制度の実現に向けて動き出すのだ」と喜んだものです。 しかしながら、今月12日に自民党が発表した衆院選公約の政策集では、原案に記されていたはずの「夫婦の氏に関する具体的な制度のあり方についてさらなる検討を進める」との一文が削除され