以前、「多くの母親兵士が戦う史上例なきイラク戦争〜母親から子を愛する感情奪い、米兵30万人の心を壊す」というエントリー で紹介しましたが、この3月20日にイラク戦争開戦10年を迎えるなか、「軍隊は女性を守らない」どころか、「軍隊は女性に性暴力を強制する」ような現実となっていることが報道されています。 女性兵士の33.5%が米軍内でレイプされ 63.8%が性的いやがらせを受けた 『毎日新聞』(3月19日付)の「イラクは今:開戦10年 米女性兵3割レイプ被害 軍内部、公聴会ようやく」という記事によると、「米英軍主導の侵攻から20日で10年を迎えるイラクや国際部隊の駐留が続くアフガニスタンに派遣された米女性兵士延べ28万人の3割以上が、上官らから性的な暴行を受けていたことが分かり、米国内で『見えない戦争』と問題視されている。連邦上院の軍事委員会で13日、『軍内性的トラウマ(MST)』と呼ばれる心