三越伊勢丹は都内4店舗のラグジュアリーブランドの売り場を5月23日から再び休業する。松屋も24日からラグジュアリーブランドを休業する。東京都が直接ラグジュアリーブランド側に休業要請を求めたことを受け、ブランド各社と協議して決めた。今週に入って都はラグジュアリーブランド側に対し、路面店の休業要請の働きかけを始めた。これまで事実上、百貨店やショッピングセンター(SC)に限られてきた休業要請がラグジュアリーブランドの大型旗艦店などに波及する可能性がある。 伊勢丹新宿本店、三越日本橋本店、三越銀座店、伊勢丹立川店で休業対象となるブランドはあす22日までに正式にアナウンスされる見通し。大丸松坂屋百貨店、高島屋は営業見直しについて「現時点(21日18時)では決まっていない」としている。 百貨店と東京都は「高級品」を巡る解釈でせめぎ合いを続けている。緊急事態宣言が延長された12日以降、百貨店各社は営業エ