ブックマーク / indietokyo.com (23)

  • [714]ベルナルド・ベルトルッチ監督が死去 – IndieTokyo

    11月26日、映画監督のベルナルド・ベルトルッチが亡くなりました。享年77歳。広報担当者によれば、ベルトルッチは癌を患っており、26日の午前7時にローマの自宅で家族に見守られながら息を引き取ったとのことです[*1]。その生涯にわたって手掛けた17の鮮烈な作品が同時代かつ後世の映画に多大な影響を及ぼし、「20世紀最後のマエストロ」[*2]とも称されたイタリアの映画作家の訃報を受け、数多くのメディアが追悼記事を掲載。全世界でその死を悼む声が広がっています。 ベルトルッチは1941年3月16日に、イタリアのパルマで詩人/作家のアッティリオ・ベルトルッチと教師だった母ニネッタの第一子として誕生しました(1947年生まれの弟・ジュゼッペも映画監督に)。ローマ大学に在籍していた1961年に、父アッティリオの友人だったピエル・パオロ・パゾリーニの処女長編『アッカトーネ』の助監督に就いたことから映画界で

    [714]ベルナルド・ベルトルッチ監督が死去 – IndieTokyo
  • [581] ウディ・アレンはハリウッドから追放されるのか? | IndieTokyo

    性的暴行やセクハラ、職場での不平等の撲滅を掲げ、被害者を支援するための基金を設立した「Time’s Up(終わりにしよう)」運動への支持を表明するために、大多数の女優が黒いドレスを着用したことが受賞結果以上に話題となった今年のゴールデン・グローブ賞の授賞式。そこで「Time’s Up」のピンバッチを付けていたふたりの俳優が授賞式の後、非難を浴びています。ひとりは自らメガホンを撮った『The Disaster Artist』でミュージカル・コメディ映画部門の主演男優賞を受賞したジェームズ・フランコ。舞台で共演したことがある女優アリー・シーディが彼からのセクハラ被害を匂わせたツイートを投稿したのを皮切りに、複数の女優や映画スタッフが被害を訴えました(フランコはテレビ番組でそれらの疑惑を否定しましたが、その直後に行われた放送映画批評家協会賞の授賞式を欠席するはめに)。そしてもうひとりがジャスティ

    [581] ウディ・アレンはハリウッドから追放されるのか? | IndieTokyo
  • [577]ミシェル・ウィリアムズのギャラがマーク・ウォルバーグの1%未満と判明 | IndieTokyo

    [577] 「#Metoo」ムーブメント、そしてゴールデンクローブ賞で話題となった「Time’s Up」まで、ワインスタインのセクハラ告発に端を発するハリウッドでの運動は、性別を問わず多くの人に指示されてきた。しかし、これは単にセクハラだけが問題なのではない。セクハラの背景にあるのは、ジェンダーバイアス、つまり性別によって評価や扱いを変える偏見である。そんなことが象徴されるような出来事がハリウッドで起こった。 リドリー・スコット監督の新作、『All the Money in the World』は、1973年、石油王ジョン・ポール・ゲティの孫が誘拐された事件を描いたノンフィクション小説を原作としたスリラー映画だ。 ケビン・スペイシーのセクハラ事件を受け、公開の約2ヶ月前に監督が彼の出演した全22シーンを撮り直したということでも話題となった。監督はこのことについて、「スペイシーの出演は、映画

    [577]ミシェル・ウィリアムズのギャラがマーク・ウォルバーグの1%未満と判明 | IndieTokyo
  • [545]ハリウッドの大物プロデューサー、セクハラで告発される | IndieTokyo

    ハリウッドが未曾有の性スキャンダルに揺れている。自身もアカデミー賞を受けたことのある米映画産業の重鎮ハーヴェイ・ワインスタイン氏が、その輝かしいキャリアに汚泥を塗りかねない事態に陥っているのだ。 ハーヴェイ・ワインスタインという名を知らなくとも、『パルプ・フィクション』、『イングリッシュ・ペイシェント』、『恋に落ちたシェイクスピア』、『ギャング・オブ・ニューヨーク』、『シカゴ』、『ロード・オブ・ザ・リング』三部作、『シン・シティ』、『アーティスト』、『ジャンゴ繋がれざる者』、『世界にひとつのプレイブック』といったタイトルを耳にしたことはあるはずだ。これらの作品はすべてハーヴェイ・ワインスタイン氏のプロデュースによるものである。氏は40年以上にわたってハリウッドの一時代を支え、常に第一線で活躍し続けてきた。 ハーヴェイ氏が弟のボブと共に、両親の名を冠して79年に設立したミラマックス社は200

    [545]ハリウッドの大物プロデューサー、セクハラで告発される | IndieTokyo
  • [540]佐川一政の現在を描いたドキュメンタリー『Caniba』 | IndieTokyo

    佐川一政を題材としたドキュメンタリー『Caniba』(#01)がヴェネチア国際映画祭Orizzonti部門で上映され、審査員特別賞を受賞した。さらには、トロント国際映画祭Wavelengths部門でも上映されるなど、先鋭的な作品を好む映画ファンの間で賛否両論の議論と話題を拡げつつある。『Caniba』とは、カニバリズム、すなわち人肉を意味している。これは、パリ留学時代に凄惨な猟奇事件を起こした佐川一政の映画であるのだ。 佐川の名前は、現在の日では既に忘れられつつあるかも知れない。1981年6月11日、パリ第3大学大学院博士課程に在籍していた彼は、同大学のオランダ人留学生ルネ・ハルデルベルトが自室を訪れた際、彼女を背後から銃で撃って殺害、屍姦した後にその遺体の一部を生のままべた。残りの遺体をスーツケースに詰め、ブーローニュの森の池に沈めようとした彼は、その異様な姿を奇異に感じた周囲の人

    [540]佐川一政の現在を描いたドキュメンタリー『Caniba』 | IndieTokyo
  • [438]バーホーベンの見るアメリカの現在 | IndieTokyo

    オランダ出身ながらハリウッドで一時は大成功を収めたポール・バーホーベンが、現在アメリカで再び注目を浴びている。彼がはじめてフランス語で撮った最新作『Elle』がこの11月11日からアメリカで公開されているからだ(#1)。同時に、ニューヨークのリンカーンセンターでは、バーホーベンの全作品を上映するレトロスペクティブ「Total Verhoeven」も開催されている(#2)。そして、それ以上に大きな話題となっているのは、今年のカンヌ国際映画祭にもコンペティション部門で出品された最新作『Elle』がレイプ問題を正面から扱った映画である事実だ。アメリカ大統領選で女性への性的暴行が大きな議論となる中で、バーホーベンが再び私たちの時代精神をとらえたものとして、多くの批評家がこの点に注目している。 バーホーベンがアメリカ映画を撮ったのは、2000年公開の『インビジブル』が最後である。その後、現在までの

    [438]バーホーベンの見るアメリカの現在 | IndieTokyo
  • [408]ロカルノで話題を呼ぶジョアン・ペドロ・ロドリゲス『鳥類学者』 | IndieTokyo

    ジョアン・ペドロ・ロドリゲス最新作『鳥類学者』O ORNITOLOGOが現在開催中のロカルノ国際映画祭でコンペディション部門に出品され大きな話題となっている。合計3回の公式上映が行われたが満席で入場できない観客が多数出たため、臨時でもう1回追加上映されるほどの人気ぶりだ。The Hollywood ReporterやVariety、Liberation、IndieWire、Filmmaker Magazine、Cineuropaなど各国のメディアでカバー写真含め大きく取り上げられている。 ポルトガルの映画作家ロドリゲスは、1997年に短編『ハッピー・バースデー!』で商業デビューして以来、この20年間の間に『ファンタズマ』(2000)『オデット』(2005)『男として死ぬ』(2009)『追憶のマカオ』(2012)そして最新作『鳥類学者』という5の長編しか発表していない。ドキュメンタリーとフ

    [408]ロカルノで話題を呼ぶジョアン・ペドロ・ロドリゲス『鳥類学者』 | IndieTokyo
  • [402]ポランスキーとアサイヤスのタッグ | IndieTokyo

    ロマン・ポランスキー監督の次回作はドレフュス事件(1890年代フランスで起きた政府のスキャンダルで、ドイツに機密を流したとして有罪判決が下ったフランス軍長官にかかわる事件)をテーマに取り上げたものが予定されていたがこれまで失敗に終わってきた。しかし、ついに別のプロジェクトを進めることとなったようだ。the Film Stageが、ポランスキーがフランスの小説家、デルフィーヌ・ドゥ・ヴィガンの作品“Based on a True Story”を原作として映画を作ることを発表した。脚は、近年国際的に注目されているオリヴィエ・アサイヤスが手がける。 小説は、最新作を発表したあとのある小説家の荒んだ生活と、小説家の邪魔をしようとする崇拝者との関係を描いた作品である。 ポランスキーは50年のキャリアのなかで数多くの傑作を生み続け、よく知られた監督である。『水の中のナイフ』でデビューを果たし、『ロー

    [402]ポランスキーとアサイヤスのタッグ | IndieTokyo
  • [407]キルスティン・ダンストの描くシルヴィア・プラスの自伝的作品 | IndieTokyo

    キルスティン・ダンストが初の長編映画監督として、アメリカの詩人シルヴィア・プラスの1963年の小説『ベル・ジャー(原題:The Bell Jar)』を映画化することが決定した。 『ベル・ジャー』は1950年代のアメリカを舞台に、ニューヨークで雑誌社のインターンシップとして働くエスターが故郷のボストンに帰った後に心のバランスが崩れていくという様を描いた物語である。この小説は『エアリアル(原題:Ariel)』、『The Colossus and Other Poems』を代表作とする詩人シルヴィア・プラス自身の孤独と苦悩、葛藤の詰まった自伝的な作品である。あまりにも自伝的な要素が強いため、公開当初はモデルとなった人々を気遣い、ヴィクトリア・ルーカスという別名で、祖国であるアメリカでの出版をしないという条件のもとに出版された。アメリカでの出版は、彼女の母親と、夫であり詩人のテッド・ヒューズの希望

    [407]キルスティン・ダンストの描くシルヴィア・プラスの自伝的作品 | IndieTokyo
  • [405]世界映画界で絶賛された『彷徨える河』 | IndieTokyo

    10月にいよいよ日公開される『彷徨える河』(2015)は、幾つかの観点からきわめて注目すべき作品である。まず、深遠なアマゾンのジャングルを彷徨い、その大河を遡っていく白人探検家の姿をスペクタクルかつ幻想的な展開で描いた作品として、映画ファンにとってはフランシス・コッポラ『地獄の黙示録』やヴェルナー・ヘルツォーク『フィッツカラルド』、そして『アギーレ/神の怒り』を容易に想起させるものであることが一つ。そしてもう一つは、滅び行く先住民族のシャーマンを主人公とし、彼らの文化や魂を彼ら自身の側から描こうと試みた作品であることだ。 これに比べれば、先述した映画史上名高い作品たちは、白人探検家の眼差しを通じ彼らの心の中に巣くう「闇の奥」と出会うこと、つまり征服者である白人の罪悪感を含む心の最深部に遡行していくことこそが重要なテーマであり、ジャングルはあくまでその道具立てや鏡でしかなかった。『彷徨える

    [405]世界映画界で絶賛された『彷徨える河』 | IndieTokyo
  • [406]「ロマンチックな友情ではない」―ミシェル・ゴンドリー最新作『グッバイ、サマー』 | IndieTokyo

    ミシェル・ゴンドリー監督の最新作『グッバイ、サマー』(原題:Microbe et Gasoil)が9月10日(土)より公開される。ミシェル・ゴンドリーと言えば、ビョークやザ・ローリング・ストーンズ、ケミカル・ブラザーズ等のミュージック・ビデオを数多く制作する一方、第77回アカデミー賞脚賞を受賞した*1『エターナル・サンシャイン』(2004)、その映画の内容から、ハリウッドの大ヒット作を一般人がリメイクする「スウェーデッド」(米:sweded) というブームを巻き起こした『僕らのミライへ逆回転』(2008)、アメコミ原作でハリウッド進出となった『グリーン・ホーネット』(2011)、ボリス・ヴィアン原作『日々の泡』を特殊効果を駆使して映像化した『ムード・インディゴ うたかたの日々』(2013)、アニメ―ション・ドキュメンタリーの『Is the Man Who Is Tall Happy?』(

    [406]「ロマンチックな友情ではない」―ミシェル・ゴンドリー最新作『グッバイ、サマー』 | IndieTokyo
  • [397]追悼アッバス・キアロスタミ | IndieTokyo

    イラン映画の巨匠、イラン・ニューウェーブのゴッドファーザー、最も充実したキャリアを誇る現役最高の映画作家…、数多くの賛辞に包まれたアッバス・キアロスタミが7月4日パリで亡くなった(#1)。76歳だった。数ヶ月前に彼が癌であるという報道が伝えられて以来、その体調を心配する声が世界中から寄せられていた。『友達のうちはどこ?』や『クローズ・アップ』『そして人生はつづく』『桜桃の味』『トスカーナの贋作』など数多くの傑作を発表し、その多くは日でも公開された。遺作となった長編映画は、日で撮影され、高梨臨、奥野匡、加瀬亮らが出演した『ライク・サムワン・イン・ラブ』である。キアロスタミの死後、テヘランの街角には彼を偲ぶグラフィティも出現した(写真)。 「映画はD.W.グリフィスとともに始まり、アッバス・キアロスタミとともに終わる」(#2)。これは、ジャン=リュック・ゴダールの言葉である。世界的な巨匠の

    [397]追悼アッバス・キアロスタミ | IndieTokyo
  • [354]陰謀論の時代における表現の自由 | IndieTokyo

    「私たちは再び、大企業の思惑によって言論の自由や芸術や真実が検閲を受ける瞬間を目撃しているのだ」(#1) 映画をはじめ様々な表現に携わる場所では、あらゆる表現行為が基として自由に許され、その作品そのものが実際に見られた上でその内容について議論されるべきだと考える人間が多いだろう。例えば、上に引用した言葉は、その主張する内容としては多くの共感を呼ぶ筈だ。同じ台詞をかつて口にした人も多いのではないか。しかし、ひとたびその背後の文脈を視野に入れるならば、事態はそれほど単純な話でもないことが分かってくる。私たちは、その明快で魅惑的な言説の力学に絡め取られる前に、もう一度冷静に問題を検討する必要があるのかもしれない。果たしてそれは当に表現の自由の問題なのだろうかと。 上記引用は、4月14日から開催予定のトライベッカ映画祭において一のドキュメンタリー映画の上映が中止されたことに対し、監督と製作者

    [354]陰謀論の時代における表現の自由 | IndieTokyo
  • [326]追悼ジャック・リヴェット | IndieTokyo

    2016年1月29日、外出先から帰宅した私はポストに海外からの小包が届いていることに気づいた。Arrow Filmsに注文していたジャック・リヴェットのボックスセットだった。すでに世界的巨匠となった彼のフィルモグラフィの中でも、新たに2K修復された『アウト・ワン』などいまだアクセス困難な多くの作品が収められた、きわめて価値の高いアイテムだ。その包みを手に喜びに包まれていた私は、そのわずか数分後、彼の死をネットで知ることになる。1928年3月1日に生まれたリヴェットはすでに87歳だった。そして、遺作となった『小さな山のまわりで』(のちに『ジェーン・バーキンのサーカス・ストーリー』という似つかわしくないタイトルでパッケージ化されている)以降は健康を害し、アルツハイマーを患っていたことも一部では知られていた。しかし、それでも彼の死は大きな衝撃だった。なぜなら、ジャック・リヴェットは私たちにとって

    [326]追悼ジャック・リヴェット | IndieTokyo
  • [325]もう一つの『国民の創生』 | IndieTokyo

    現在ユタ州パークシティで開催中のサンダンス映画祭2016(1月21日から31日まで)で、一の作品が大きなセンセーションを巻き起こしている。 タイトルは『The Birth of a Nation(国民の創生)』。『セインツ』や『フライト・ゲーム』で知られる36歳の俳優ネイト・パーカーが7年間かけて実現した企画である。パーカーは自らこの作品を製作し、監督と主演もつとめた。 『The Birth of a Nation』は、現在のハリウッドシステムの外側で作られた、あらゆる意味で反抗的で挑戦的な作品だ。まず、それは現在では作られなくなったクラシックなコスチュームプレイである。そして、白人優位主義が強まる現在のハリウッド(今年のオスカーでノミネートされた候補が白人ばかりだった事実に象徴される)の中で、それは主要なキャストの殆どが黒人で占められている。そしてそれは、1831年にバージニア州で起き

    [325]もう一つの『国民の創生』 | IndieTokyo
  • [316]現在に蘇る12時間40分の歴史的傑作 | IndieTokyo

    現在に蘇る12時間40分の歴史的傑作 ジャック・リヴェット『アウト・ワン』 ジャック・リヴェットの『アウト・ワン』は、映画ファンの間で伝説的な作品である。その理由は、1971年の製作から現在まで40年以上に渡って、その作品をオリジナルバージョンのフィルムで見た人間が殆ど存在しなかったからだ。リヴェットのように高名な映画作家の作品にも関わらず、この映画がこれほど上映機会に恵まれなかったのは、一つにはアイスキュロスの戯曲をリハーサルする2つの演劇集団によって即興的に編み上げられていく、バルザックとルイス・キャロルをベースにした難解でアヴァンギャルドな物語性、そしてもう一つ決定的なことには、そのあまりにも長大な上映時間にあるだろう。『アウト・ワン』は、オリジナルバージョンで12時間40分、後に劇場公開用として再編集された短縮版『アウト・ワン:スペクトル』でさえ4時間15分もあるのだ。 だが、ジャ

    [316]現在に蘇る12時間40分の歴史的傑作 | IndieTokyo
  • [249] 「ウェス・アンダーソン映画における本」ビデオ公開 | IndieTokyo

    ウェス・アンダーソン映画における文学の影響に注目した記事を紹介しよう。 ウェス・アンダーソンが描く世界にはがたくさん登場する。ウェスの映画のなかで、完全に一つの作品を原作としている映画はないが、ウェスは「」そのものを映画に登場させたり、映画のストーリーをある文学を元にしたりという形で、その文学好きを表している。 ウェスの初めの2作品、『アンソニーのハッピー・モーテル』と『天才マックスの世界』で、すでに文学の影響がちらり垣間見得る。『天才マックスの世界』はJ.D.サリンジャーの有名な『ライ麦畑でつかまえて』にインスパイアされたといわれる。彼が大成した3作目、『ザ・ロイヤル・テネンバウムズ(’01)』は、『ザ・ロイヤル・テネンバウムズ』というタイトルのの中のお話という入れ子構造になっている。この構造は『グランド・ブダペスト・ホテル(’13)』でも見られる。『ムーンライズ・キングダム(’1

    [249] 「ウェス・アンダーソン映画における本」ビデオ公開 | IndieTokyo
  • [225]神格化されたファスビンダーへ、現代からの目線 | IndieTokyo

    [225]神格化されたファスビンダーへ、現代からの目線 ベルリンのマルティン・グローピウス・バウで8月15日まで、『ファスビンダー NOW』展が開催されている。この展示は、ベルリン演劇祭とフランクフルトドイツ映画博物館、ファスビンダー財団の共同で作られている。今年はファスビンダー生誕70周年なのだ。 展示は「ファスビンダーとはどのような人物だったのか、彼が引き起こしたのはどのような現象だったのか」という直接的なものを提示する構成となっている。ただ、ここで提唱されるイメージを額面通りに受け取ってはいけない。なにせよ、この展示にはファスビンダーの遺産でべているユリアーネ・ローレンツら「ファスビンダー基金」が関わっているのだから。 第一展示室は、彼を「芸術の救世主」として扱う国際的な批評や、9つのモニターに映し出されるインタビュー映像など、ファスビンダーの人となりがわかる構成となっている。映画

    [225]神格化されたファスビンダーへ、現代からの目線 | IndieTokyo
  • [226] 最後のフィルムとiphone6、それぞれの新作映画が完成 | IndieTokyo

    先月、Vimeoにある映像作品がアップされた。 その作品は、2013年に富士フィルムが生産を中止した、映画用フィルムの、最後のひと束を使用して撮影された。(*1) “Amends”(“償い”の意)という題名のついた9分弱の作品は、スマートフォンなどのテクノロジーによってコミュニケーションにすれ違いが起こるあるカップルの物語を描いている。 2014年、富士フィルムが映画用フィルム生産を中止した次の年、この作品の監督・脚のハンター・ハンプトンは、世界中で第三者によって流通されていた富士フィルムの映画用フィルムを、“ガイ”と呼ばれる人物から10購入した。 映画は、ある一組のカップルの関係をインターカットを利用しながら表現した作品で、そこに、婚約前に交わされた、彼らのこの上なく幸せな会話のヴォイスオーバーが重なる。ハンプトンが使用したアトーンXTRのカメラを通して、マリブビーチ、涼しげに照らさ

    [226] 最後のフィルムとiphone6、それぞれの新作映画が完成 | IndieTokyo
  • [222] スケートボードに乗ったイラニアンヴァンパイアガールのルーツとは? − 『ザ・ヴァンパイア 残酷な牙を持つ少女』 アナ・リリ・アミリプール監督、主演シェイラ・ヴァンド インタビュー − | IndieTokyo

    [222] スケートボードに乗ったイラニアンヴァンパイアガールのルーツとは? − 『ザ・ヴァンパイア 残酷な牙を持つ少女』 アナ・リリ・アミリプール監督、主演シェイラ・ヴァンド インタビュー − 世界中の映画人、映画ファンの話題をさらっているアナ・リリ・アミリプール。彼女の長編デビュー作、『ザ・ヴァンパイア 残酷な牙を持つ少女』(原題『A Girl Walks Home Alone at Night』日公開決定)の主人公は、スケートボードに乗ったイラン人のヴァンパイアの少女です。この強烈な個性をもったキャラクターは、どのように生まれたのでしょうか。それには、イラン系移民の両親のもとイギリスに生まれ、アメリカ、イランと渡り歩いた彼女の半生が大きくかかわっています。 イギリスで生まれたアミリプールがアメリカ移住したのは、彼女が8歳のときでした。ブリティッシュアクセントを話す彼女は、学校で珍

    [222] スケートボードに乗ったイラニアンヴァンパイアガールのルーツとは? − 『ザ・ヴァンパイア 残酷な牙を持つ少女』 アナ・リリ・アミリプール監督、主演シェイラ・ヴァンド インタビュー − | IndieTokyo
    yoyoprofane
    yoyoprofane 2015/05/28
    "あなたは、誰がフェミニストであるかわかってる? ラース・フォン・トリアー。彼こそ最大のフェミニスト。もし彼に会えたら、私はかけよって、飛びついて、ハグするわ。"