未確認飛行物体、いわゆるUFOについてアメリカ政府はアメリカ軍のパイロットなどから新たな目撃情報が360件余り報告されたと明らかにし、詳しい分析を進めるとしています。 未確認飛行物体、UFOをめぐってはアメリカ国防総省が特別チームを設けて調査を行うなどしていて、アメリカの情報機関を統括する国家情報長官室が12日、分析結果をまとめた年次報告書を公表しました。 それによりますとおととし3月以降、アメリカ空軍や海軍のパイロットなどから報告された新たな目撃情報は366件に上るとしています。 分析の結果、半数以上にあたる195件は風船や無人航空機などの特徴が見られたということですが残りの171件は判断ができず、中には異常な飛行特性や性能を示したと見られるものもあり、さらなる分析が必要だとしました。 報告書によりますとアメリカ軍などからの目撃情報は2004年以降、去年8月時点で累計で510件に上ってい