メディア部門では、インターネットで加速するメディア環境の中で、翔泳社が得意とするテーマを深掘りしながら様々なドメインで最適化されたメディアビジネスを展開しています。
私の本業は翻訳であり、訳者として毎日数千字の訳文(日本語とは限らず、英語の場合も多いのだが)をキーボードから入力し続けてきた。それに加え、このブログにも筆者として、ほぼ毎日数百字から千数百字くらいまでの文章を書き続けてきた。だが、物書きの端くれなのかというと微妙なところである。 まあとにかく、誤字脱字、用語の誤用、記述の抜けなどから始まって、内輪でしか通じない略語の多用、へんてこな和製英語の乱用、主題を示す言葉の脱落、そして根本的に何を言いたいのかさっぱりわからない文など、問題だらけの原文を英語に変換しなければならない。 しかし、長年、悪文と格闘してきたおかげで、いろんな法則を経験的に学んできた。日本語の文章の質を低下させる要因については、いまやかなり詳しいはずだ。“悪要因”について詳しくなると、それを反面教師にできるわけだ。 ■ 自分の文に付随する“悪要因”を制御する 本業のときも、ここ
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