「バガボンド」「スラムダンク」「リアル」の作者、井上雄彦氏。 東京・上野の森美術館と熊本市現代美術館で開催された 「最後のマンガ展」「同(重版)」も好評で人の列が絶えなかった。 その彼が忙しい連載の合間を縫い、東京都現代美術館に大きな絵を描いた。 「東京文化発信プロジェクト」のひとつとして企画された 「井上雄彦 エントランス・スペース・プロジェクト」 井上氏は3日間ほど美術館に通い詰め、描きあげた。 これは、初日。下描きの段階。 数種類の筆で墨汁を使って描く。いつも、ヘッドホン。 大きな絵なので、ときどき高い位置から眺める。 真上にはテレビカメラが設置してあって、大型モニタでも見られる。 テレビモニタ画面はこんな感じに映る。武蔵の頭の上にいるのが井上氏。 彼から、絵の大きさを想像してほしい。 実物はぜひ、東京都現代美術館で見ることをお薦めする。 (なので、完成・