製品やサービスの問い合わせ先として設置されるコールセンター(コンタクトセンター)は企業にとって重要な顧客サービスながら、有人のオペレーターが必要とされていたことから、品質管理やコスト、多言語対応といった課題の解決が進みにくい分野とされてきた。 これまでは拠点の海外化や音声認識による自動応答などがその解決策とされてきたが、加えてAI技術の導入が徐々に進んでおり、2015年には三井住友銀行やみずほ銀行といった大規模コールセンターを持つ企業がIBMのWatsonを導入している。 ただ、Watsonの導入はあくまでも有人オペレーターの補助と作業効率化に主眼を置いており、問い合わせをしてきた顧客とオペレーターの会話をWatsonが分析し、回答のヒントとなるキーワードをオペレーターの端末にリアルタイムで表示するといったシステムとして運用されている。 アドバンスト・メディアとU-NEXT、U-NEXTマ