岡山県浅口市に導入された環状交差点(同県提供) 岡山県は、2016年4月に同県浅口市寄島町の交差点に中四国地方で初めて導入した環状交差点(ラウンドアバウト)の検証結果を発表。導入後の交通事故件数は0件で、県は「導入効果はあった」と結論づけた。ただ、交差点進入時はウインカーの合図が不要で、交差点を出る際に合図が必要なことを知らないドライバーや、知っていても合図を出さないドライバーがいることから、県では「啓発が必要」としている。 県によると、環状交差点導入後の交通事故件数は11月末現在で0件。導入前の平成24~26年の3年間に同交差点で起きていた事故件数、12件(人身事故6件、物損事故6件)と比べても効果がみられる状況だ。 導入後の検証では、環状交差点に設置した定点カメラで交通状況を観測したり、周辺の305世帯にアンケートを実施したりした。アンケートには89世帯(29%)が回答した。 ビデオ観
![「ラウンドアバウト」導入後の事故0件 合図は交差点を出る際に 岡山・浅口市 | Cyclist](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/0fd99b48167b83f175cca28c1845a0bc3ca27404/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fcdn.cyclist.sanspo.com%2Fphotos%2F2016%2F12%2Froundabout-297x198.jpg%3Fx27107)