第692回デザインギャラリー1953企画展 「ローラン・ネイ 橋梁のデザイン」 この度、日本デザインコミッティーでは、第692回デザインギャラリー1953企画展といたしまして、「ローラン・ネイ 橋梁のデザイン展」を開催いたします。 ローラン・ネイは、ヨーロッパを中心に活躍する橋梁のデザインを数多く手がけている実力派の構造デザイナーです。 ネイのデザインは、地形に寄り添い、地域の人々の意向を尊重し、施主の予算や将来のメンテナンスにまで熟慮し設計されるものです。建築家などが所謂「巨大な自分の作品」を作ってしまう考え方とは一線を画し、実質的で無理のない設計を得意としています。 ヨーロッパでの活動が主たるネイ氏ですが、この度、日本法人の開設とともに、アジアでの設計活動をスタートさせようとしています。本企画は、その特徴ある橋梁デザインの数々をご紹介しようというものです。 日本国内の橋梁とはまた違った