2007年7月16日のブックマーク (5件)

  • 「住宅都市整理公団」別棟 : 郊外へのデリカシー

    2007年07月15日17:30 カテゴリ「悪い」景観を守る会 郊外へのデリカシーTweet 見るたびに神経が逆なでされる「美しい景観を創る会」ですが。 ところでぼくの好きな小説に「秋の花」という推理小説(の体裁の小説)があって、その中に次のような一節がある。主人公が、自宅のある町(おそらく埼玉郊外)に「円紫さん」というホームズ役の登場人物を連れて行くシーン。 「ずっとこちらですか」 タクシーが走り去ると、円紫さんは、これといった特徴もない、ただ家々と塀と垣根の続く街筋を見回して、そういった。 「はい。生まれて育ちました」 「この辺りを小学生のあなたが走っていたんですね」 「そうです」それから私は、まるで自分のことでも謙遜するように付け加えた。「山も海もない、詰まらないところで…」 円紫さんは、やさしい目で私を見た。 「もう何年かすると、あなたもきっと誰かをここに連れてくるのでしょうね。そ

    yskszk
    yskszk 2007/07/16
  • リベラシオンの安倍晋三評価 - 内田樹の研究室

    今度の選挙は自民党大敗という予想のようである。 私もそうなるだろうと思う。 もう安倍晋三の顔は見飽きた、というのが国民多数の実感であろう。 安倍首相の失点は年金とか事務所費とか内政の不手際ばかり責められるが、無能力が露呈したのはむしろ外交の方である。 就任後にアメリカ訪問してブッシュ大統領と会ったけれど、そのエネルギーのほとんどは自分が火を点けた従軍慰安婦問題の「火消し」に費やされた。 でも、下院外交委員会でホンダ議員の従軍慰安婦問題についての日政府の謝罪要求決議は首相訪米直後に通ってしまったから、首相の訪米成果はほとんどゼロだったことになる。 アジア外交についても評価は高くない。 この件についての『リベラシオン』の記事はこんなふうに始まっている。 「日の安倍晋三首相は彼の前任者である小泉純一郎(彼は五年にわたって中国にとって『好ましからざる人物』(persona non grata)

  • 本が書店に並ばないからといって、自費出版の出版社を訴えるのは筋違いだ! - 伊藤文学のひとりごと

    「毎日新聞」6月25日(月)朝刊の「メディア事情」に、出版ニュース社代表の津田義昭さんが「自費出版に注目」という記事を載せている。「出版年鑑2007」(出版ニュース社刊)の中に「出版社別新刊書籍点数」があって、1位が新風社=2788点。次いで講談社=2013点。3位が文芸社=1468点で、1位と3位が自費出版を中心に刊行している出版社だ。 この記事を読んで、まさかと思ったが、出版界は自費出版ブームと言っていいのだろう。講談社でも文藝春秋でも、「自費出版します」と広告を出しているから、それらを合計したら大変な数になるだろう。 朝日、毎日などの書籍広告を見ていると、この2社の半5段の大きな広告が、ひんぱんに載っているのは、これだけのを出して、利益をあげているのだから当然のことといえる。 その新風社を7月4日午前、3人の著者らが「が店頭に並ぶと誤解させられて契約した」として、新風社を相手取り

    本が書店に並ばないからといって、自費出版の出版社を訴えるのは筋違いだ! - 伊藤文学のひとりごと
    yskszk
    yskszk 2007/07/16
    新風舎、文芸社の商法に対する冷静な批判
  • ライトノベルの文体は「共感」を志向する - 思っているよりもずっとずっと人生は短い。

    http://d.hatena.ne.jp/tonbo/20070714/p1 http://d.hatena.ne.jp/gginc/20070714/1184412696 この辺りを読んだ上でのメモ。というか、新井素子至上主義の私の考えなので、激しく偏っています。全然ラノベ読みじゃないし。 そして“新井素子”の魅力には、「少女の星」であった頃から現在に至るまでに 一貫して変わらない背骨があります。(略) 僭越ながらかつての一少女として述べさせて頂きますと、それは「共感力」では ないかと思うのです。 ――有川浩「『ハッピー・バースディ』(新井素子)解説」よりライトノベルの文章の特性を一言で表すなら、それは「共感」だろう。ライトノベルは、「共感」に重きを置くことを特徴とする。 ライトノベル以前、小説の文章は「説明」と「描写」という二軸で評価された。そして後者の方がより高く評価された、と言っ

    ライトノベルの文体は「共感」を志向する - 思っているよりもずっとずっと人生は短い。
    yskszk
    yskszk 2007/07/16
  • 他人の脳内 - vmjkondo曰く「なんで失敗を取り消せないのがそんなに苦痛なの なんでなんで」

    誤解を恐れずに言うと、はてなスター*1は、「初めて使うユーザーに必ず失敗を経験させる」設計になっている。僕も昨日、大勢に違わず、意図しないところに最初の星をつけてしまって狼狽した。もっとも、はてなの例によって、これは意識的ではない「天然」の結果なのだろう。 しかしこのエントリの目的は、そのような設計を責めることではなく、むしろこの設計が、「細かい失敗や間違いをキャンセルできないと途端にストレスが溜まる」という、日人にありがちな人格OSの脆弱性をピンポイントで浮かび上がらせたのが面白い、と主張することである。 たかが星の二つや三つを消去できない、ただそれだけのことで、自分を含めてこんなに多くの人が耐え難い恥ずかしさやもどかしさを感じて悶えるという事態を目の前にして、憤りよりも先に、これは例えて言えばはまちちゃんがやるような類の手際の良いハックなのではないか、それはそれですごい、という感動を

    他人の脳内 - vmjkondo曰く「なんで失敗を取り消せないのがそんなに苦痛なの なんでなんで」