2015年4月5日のブックマーク (6件)

  • バーナンキ=サマーズ論争のクルーグマン裁定 - himaginary’s diary

    長期停滞を巡ってネット上でバーナンキとサマーズが論争を交わした。クルーグマンが彼なりの視点でその論争を整理しているので*1、以下にその概要をまとめてみる。 バーナンキのサマーズ批判は以下の通り: 米国が長期停滞に直面しているという最も説得的な証拠は、2001-2007年の精彩を欠いた景気回復。この時に米国は維持不可能な巨額の家計負債に支えられた大いなる住宅バブルを経験したにも関わらず、歴史的に見てそれほど印象的ではない景気拡大しか得られず、インフレもほとんど過熱しなかった。これは民需の根的な弱さを示しているように思われる。 しかし米国で生産された財やサービスへの需要が伸びなかった一つの理由は、巨額の貿易赤字にある。それは、中国やその他の新興国で巨額の外貨準備が蓄積されたことに対応している。 従って、サマーズの言う長期停滞の証拠は、実は世界的な過剰貯蓄を反映したものである。 その上でバーナ

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    ystt
    ystt 2015/04/05
  • フリードマンは何を間違えていたのか? - himaginary’s diary

    前回エントリでデロングがフリードマンを批判したProject Syndicate論説を紹介し、その末尾でDavid Glasnerがデロングに異を唱えたことに触れたが、別にGlasnerはフリードマンを擁護したわけではない。むしろ、Glasnerはデロング以上にフリードマンに批判的である。彼がデロングに異を唱えたのは、フリードマンの間違いはデロングの考えているようなものではなかった、という点である。 ...it wasn’t Friedman who first propounded a purely monetary theory of the Great Depression. Nor did the few precursors, like Clark Warburton, that Friedman ever acknowledged. Ralph Hawtrey and Gust

    フリードマンは何を間違えていたのか? - himaginary’s diary
    ystt
    ystt 2015/04/05
  • Struggling

    THE residents of Kotobuki live not far from the glitzy shops and upscale restaurants of Yokohama, Japan’s second-biggest city, adjoining Tokyo, the capital. Yet Kotobuki is an altogether different world: a squalid district, it is a pit stop for local Japanese on their way to destitution. Men living here in cheap hostels have lost jobs and families. Some survive on casual day work, but many have no

    Struggling
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    ystt 2015/04/05
  • エコノミストの心意気 - 経済を良くするって、どうすれば

    エコノミストは演奏家のようなところがある。経済データという譜面に従って奏でなければならないが、曲の解釈がとても大事である。「あなたは、どう弾きたい?」というのが問われるのだ。演奏家と同様、これを明瞭にイメージできるかが、非凡と平凡を分かつように思える。 ……… 2月鉱工業生産について、第一生命の新家義貴さんの分析は、「ネガティブサプライズ、内容も悪い」(3/30)と小気味良かった。反動減は予想されていたし、データ的には、「前月と均せば、緩やかに回復」としてもおかしくないのに、評価は鮮明だ。筆者なんぞは、「悪い数字が出たなぁ」と思いつつも、気力が薄れかかっていて、ビビットに反応できなかったよ。 新家さんは、高めの成長イメージを持ち、そこにデータを位置づけるから、反応できたと思う。新家さんが予測力に優れているのは、潮目を読もうと努力しているからだろう。それには、経済がどういう方向に進んでいるか

    エコノミストの心意気 - 経済を良くするって、どうすれば
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    ystt 2015/04/05
  • 翁長知事との会談「遅すぎた」 沖縄の自民支持層も不満:朝日新聞デジタル

    米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の同県名護市辺野古への移設をめぐり、翁長雄志知事と菅義偉官房長官の会談が5日、実現する。移設阻止を掲げる翁長氏の知事就任からまもなく4カ月。「遅すぎた会談」に、県内では政権与党の自民党を支持してきた人たちからも、不満や懸念の声が上がる。 4日に沖縄入りした菅氏は、自民党県連大会の懇親会に出席。県連会長の島尻安伊子参院議員は「わが自民党政権は沖縄への愛情たっぷりだ」と菅氏を持ち上げた。 だが、県内で聞かれるのは好意的な反応ばかりではない。国頭(くにがみ)村の宮城久和村長は昨秋の知事選で、辺野古移設で政府と歩調を合わせる仲井真弘多・前知事を支援した。しかし、翁長氏に対する安倍政権の対応には不満を抱く。「知事が上京のたびに要望しても、なかなか政府の要人に会えないさまは異常だった。今回の会談は遅い」 元沖縄市助役の高良武さん(73)は過去に、自民の国会議員や県議の

    翁長知事との会談「遅すぎた」 沖縄の自民支持層も不満:朝日新聞デジタル
    ystt
    ystt 2015/04/05
    翁長知事、自民党沖縄県連幹事長まで務めて沖縄保守の重鎮と言われた人物なのになあ。仮に基地移設で得られるものがあったとしても、それより大きなものを失いつつあるように思える。
  •  前田健太郎『市民を雇わない国家』 - 西東京日記 IN はてな

    それは、ある研究会での(城山英明)先生おご発言である。その日のテーマは、原子力政策だったと記憶している。詳しい文脈は覚えていないが、原子力安全規制に携わる人員は日に比べてアメリカの方が圧倒的に多い。その意味でアメリカは案外大きな政府である、という先生のご指摘が筆者には大変印象的だった。気になって調べてみると、原子力行政に限らず、アメリカは日よりも公務員が多い国だった。それまで筆者はアメリカの方が官僚制の権力が弱く、小さな政府なのではないかと思っていただけに、この事実は極めて反直観的であった。そして、なぜ日では公務員がこれほど少ないのか、その理由が知りたくなった。(294p) これはこのの「あとがき」に書かれている文章ですが、確かに「日公務員アメリカよりも少ない」と聞くと、「えっ?」と思う人も多いでしょう。アメリカは「小さな政府」であり、それに比べると日には肥大化した官僚機構

     前田健太郎『市民を雇わない国家』 - 西東京日記 IN はてな
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    ystt 2015/04/05