2021年3月11日のブックマーク (4件)

  • 黒人詩人作品でまた騒動、「属性」理由に白人翻訳者の契約解除

    米国のジョー・バイデン大統領の就任式で詩を朗読するアマンダ・ゴーマンさん(2021年1月20日撮影)。(c)Patrick Semansky / POOL / AFP 【3月11日 AFP】米国のジョー・バイデン(Joe Biden)大統領の就任式で詩を朗読したアマンダ・ゴーマン(Amanda Gorman)さん(23)の作品をめぐり、カタルーニャ語版の翻訳者が10日、性別、年齢、人種などの「属性」が合致していないとして契約を解除されたと明らかにした。 この翻訳者は、スペイン北東部カタルーニャ(Catalonia)自治州の州都バルセロナ(Barcelona)出身のビクトル・オビオルス(Victor Obiols)さん。英劇作家ウィリアム・シェークスピア(William Shakespeare)や英作家オスカー・ワイルド(Oscar Wilde)らの作品の翻訳実績がある。 オビオルスさんによ

    黒人詩人作品でまた騒動、「属性」理由に白人翻訳者の契約解除
    ystt
    ystt 2021/03/11
    “「21世紀の若い米黒人女性でないという理由で詩の翻訳ができないなら、紀元前8世紀のギリシャ人でないからホメロスだって訳せない。16世紀の英国人でないからシェークスピアも訳せなかったはずだ」”
  • アセモグル et al. 「AIと雇用:合衆国における求人からの証拠」(2021年3月3日)

    [Daron Acemoğlu, David Autor, Jonathon Hazell, Pascual Restrepo, “AI and jobs: Evidence from US vacancies,” VoxEU, March 3, 2021] 人工知能技術が急速に改善するにつれて,それが労働者たちにおよぼす影響に関心が高まっている.コラムでは,2010年以降に投稿された求人広告でのスキル要件に関するデータを用いて,人工知能が合衆国の労働市場におよぼした影響を検討する.我々の推定からは次のことがうかがえる.すなわち,特定のタスクでこそ AI が労働者に置き換わりはじめているものの,いまのところ,労働市場全体では影響をおよぼしているようには見えない. 人工知能 (AI) とは,知的にふるまうアルゴリズムの一種をさす.すなわち,構造化されていないデータ(たとえば人のおしゃべりや

    アセモグル et al. 「AIと雇用:合衆国における求人からの証拠」(2021年3月3日)
    ystt
    ystt 2021/03/11
    “我々の推定からは次のことがうかがえる.すなわち,特定のタスクでこそ AI が労働者に置き換わりはじめているものの,いまのところ,労働市場全体では影響をおよぼしているようには見えない.”
  • ピーター・ターチン「ブルース・ブエノ・デ・メスキータは新たなるマキャヴェリである『独裁者のためのハンドブック』が駄本である理由:その1」(2018年6月4日)

    The New Machiavelli June 04, 2018 by Peter Turchin 私が長期的に関心をもっているものの1つに、指導者と追随者がどう制度化されるかの動態がある。大規模な社会や他の大きな人間集団(企業を含む)は、完全な平等主義にはなりえない。別のエントリで書いたように、人間は蟻ではない。 協力を大規模に組織するには、指導者が必要だ。必然的にエリート(社会学的に中立な意味で「社会権力を掌中化する人口の極一部」)と平民(人口の残り)が出現する。大きな問題となっているのが、(程度の差はあれ)社会学の最も基礎的な法則の一つである寡頭政治の鉄則(簡単に言えば「権力の腐敗」)を、(一部)人間組織はいかにして回避、あるいは緩和するかだ。 なので、私はブルース・ブエノ・デ・メスキータとアラスター・スミスによる『独裁者のためのハンドブック:悪行がほとんどの場合に良い統治となる理

    ピーター・ターチン「ブルース・ブエノ・デ・メスキータは新たなるマキャヴェリである『独裁者のためのハンドブック』が駄本である理由:その1」(2018年6月4日)
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    ystt 2021/03/11
  • ピーター・ターチン「主流派経済学によるとパンデミックでインフレになるらしい:ペストとインフレーション」(2017年4月6日)

    The Black Death and Inflation April 06, 2017 by Peter Turchin マーク・コヤマのツイッターに誘導されて、スコット・サムナーのブログに辿り着いたが、そこで、異端派経済学が、伝統経済学の牙城American Economic Reviewを侵略しつつあることを私は知った。サムナーはノーベル賞受賞者のロバート・シラーの〔異端派的内容の〕論文を、猛烈に糾弾している。エイプリルフールの投稿なのに、サムナー、クソ真面目のようである。 以下、シラーの論文の要旨からの引用である: 人間の脳は、いかなる時も、経路依存的な行動を正当化するため、事実に基づいていようといまいと、好意的な「物語化」チューニングを行ってしまう。これは、支出や投資といった基礎的な行動ですらそうなのだ。物語化によって、〔人は〕活動を動機・関連付け、価値観や要求を深く感じ入るので

    ピーター・ターチン「主流派経済学によるとパンデミックでインフレになるらしい:ペストとインフレーション」(2017年4月6日)
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    ystt 2021/03/11