ビットコインをはじめとする仮想通貨が軒並みナイアガラ状態になっています。 仮想通貨は「勝手に鋳造量を増やして、その価値を薄めることが出来ない」ので、政府が出す通貨より安全だと考える人たちが居ます。 またひとつの主体が、中央集権的にそれをコントロールするのではなく、分散型(distributed)なので安全だと考える人たちも居ます。 歴史を紐解けば、政府から市民の手に貨幣鋳造権を移譲しても悪い事は起こるし、分散型通貨にも不便な点は幾らでもあります。 だからそれらの特徴を「こっちのほうがゼッタイに良い」と考えるのは、単に歴史を知らない無知。 かつてアメリカには8,370種類のドル札が流通していました。 その理由は昔、銀行の設立は各州の許可制だったからです。したがって「この人は信用できる」、あるいは「この紙幣は信用できる」という評判をユーザーから獲得できる者であれば、自ら通貨の発行権を握ることが
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