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書評に関するytakanoのブックマーク (6)

  • 【読書メモ】哲学がわかる 因果性 - 未完成な論を綴るブログ

    因果性とは何かという問い 因果律はこの世を支配する根源的な法則である。「サイエンス・インポッシブル SF世界は実現可能か」というでは、因果律を破ることは、不可能レベルIII、すなわち既知の物理法則に反するレベルの根源的な問題であるとしている。書では、我々が思い描いている因果律とは何かについて哲学的な問いとして説明している。 哲学がわかる 因果性 (A VERY SHORT INTRODUCTION) 作者: スティーヴン・マンフォード,ラニ・リル・アンユム,塩野直之,谷川卓 出版社/メーカー: 岩波書店 発売日: 2017/12/15 メディア: 単行(ソフトカバー) この商品を含むブログ (5件) を見る 因果性とは連続した経験的なものでしかない(ヒュームによる因果性の説明) ボールを蹴るとボールは飛んでいく。これはボールを蹴るという原因が、ボールが飛んで行くという結果を引き起こし

    【読書メモ】哲学がわかる 因果性 - 未完成な論を綴るブログ
  • 【読書メモ】ノンデザイナーズ・デザインブック - 未完成な論を綴るブログ

    ノンデザイナーズ・デザインブックは、そのタイトルが示すとおり、デザインを職としない人がデザインするために意識する事をまとめたとなる。 ノンデザイナーズ・デザインブック [第4版] 作者: Robin Williams,小原司,米谷テツヤ,吉川典秀 出版社/メーカー: マイナビ出版 発売日: 2016/06/30 メディア: 単行(ソフトカバー) この商品を含むブログ (2件) を見る デザインの4原則 書は、デザインを行うために注意すべき点は、以下の4つであると述べている。 近接 整列 反復 コントラスト 近接は内容が同じものを近くに配置することで、整列はアラインメントを極力揃えること、反復は同じパターンを繰り返すことで、コントラストは強弱をはっきりつけることである。しかし、言葉にするよりも、書に記載されている作例を見たほうが分かりやすいと思う。 パワーポイントなどのプレゼンツー

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    ytakano 2018/03/26
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  • 【読書メモ】史上最強の哲学入門 東洋の哲人たち - 未完成な論を綴るブログ

    西洋哲学は科学へと発展していったことからもわかるように、世界の理を体系的、実験的に明らかにしようとしていた。一方、東洋哲学は、世界の理ではなく、自己の内面を解き明かす方向へ向かっていた。しかしながら、それは観測可能な事象ではなく、形而上的な問であった。書では、その東洋哲学の説明を、極力わかりやすいように説明している。 史上最強の哲学入門 東洋の哲人たち (河出文庫 や 33-2) 作者: 飲茶 出版社/メーカー: 河出書房新社 発売日: 2016/10/05 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (1件) を見る 梵我一如 仏教などの始祖となる東洋哲学は、紀元前800〜500年頃におきた古代インドでのウパニシャッド哲学が始まりであると言われている。ウパニシャッド哲学最大の哲人ヤージュニャヴァルキヤらの提唱した、梵我一如が名を変え、無我、空などとして今日に伝わっているのだ。梵我一如とはブ

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  • 【読書メモ】科学哲学への招待 - 未完成な論を綴るブログ

    科学とは一体何か。科学会の末席を汚すものとして、科学について正しく知らなければならないと思い書を手に取った。科学ってなんだろう。 科学哲学への招待 (ちくま学芸文庫) 作者: 野家啓一 出版社/メーカー: 筑摩書房 発売日: 2015/03/10 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (6件) を見る 科学とは 書では、科学史的側面、科学哲学的側面、社会科学の3方向から科学について解説している。そもそもサイエンス(science)とは、ラテン語のスキエンティア(scientia)を語源にする言葉であり、スキエンティアはラテン語の動詞、知る(sciō)の名詞形であり、知識や知を意味する一般的な言葉だった。それが現代のサイエンスという意味になったのは18世紀初頭の頃だった。16〜17世紀といえば、ガリレオ、ニュートン、デカルトらが活躍した、まさに科学革命がおきた世紀であり、その時代からし

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    ytakano 2018/03/03
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  • 【読書メモ】国家がよみがえるとき 持たざる国であるフィンランドが何度も再生できた理由 - 未完成な論を綴るブログ

    書はフィンランドの大学教授や元国会議員、小中学校校長など、多数の人物からのエッセイから成り立つである。フィンランドの話では有るものの、日の抱える問題とオーバーラップするような普遍的な話題も多くて、考えさせられるだった。 国家がよみがえるとき 持たざる国であるフィンランドが何度も再生できた理由 作者: 古市憲寿,トゥーッカ・トイボネン 出版社/メーカー: マガジンハウス 発売日: 2015/06/18 メディア: 単行(ソフトカバー) この商品を含むブログ (1件) を見る フィンランドと言うと、教育が素晴らしかったり、男女平等だったり、福祉国家だという印象があるかもしれないが、実際のところは言うほどでもなく、このを読むと、これらの偏見は如何に間違っているかということが分かる。 例えば、一時期、フィンランドの教育は素晴らしいと世界中から礼賛されたことがあったが、それに対して当のフ

    【読書メモ】国家がよみがえるとき 持たざる国であるフィンランドが何度も再生できた理由 - 未完成な論を綴るブログ
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    ytakano 2018/02/24
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  • 【読書メモ】サイエンス・インポッシブル SF世界は実現可能か - 未完成な論を綴るブログ

    ミッション・インポッシブルというとスパイ映画を代表する映画であり、トム・クルーズ演じる特殊工作員の主人公が、不可能と思える任務(ミッション)を遂行していく映画である。おそらく、そのミッション・インポッシブルにインスパイアされたサイエンス・インポッシブルというタイトルのが大変面白かったので紹介したい。 サイエンス・インポッシブル SF世界は実現可能か 作者: ミチオカク,Michio Kaku,斉藤隆央 出版社/メーカー: NHK出版 発売日: 2008/10/25 メディア: 単行 購入: 10人 クリック: 70回 この商品を含むブログ (46件) を見る 書は、SF作品ではおなじみとなった技術が、実際問題どの程度実現可能かを、最先端科学の視点から述べたものである。たとえば、スタ・ウォーズ、スター・トレック、超時空要塞マクロスなどでは、超光速航行、つまりワープが多用されているが、こ

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    ytakano 2018/02/18
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