「人(ひと)は何(なん)のために生(い)きているのか」「本当(ほんとう)の自分(じぶん)って何(なに)?」。人間(にんげん)や社会(しゃかい)の大本(おおもと)にかかわる疑問(ぎもん)を深(ふか)く考(かんが)える「哲学(てつがく)」。哲学(てつがく)の授業(じゅぎょう)が注目(ちゅうもく)され始(はじ)めています。なぜ今(いま)、「子(こ)どもの哲学(てつがく)」なのでしょうか。今年(ことし)、みなさんも哲学(てつがく)に挑戦(ちょうせん)してみませんか。【望月麻紀(もちづきまき)】 2011年(ねん)10月(がつ)に東京都豊島区(とうきょうととしまく)にある私立立教小学校(しりつりっきょうしょうがっこう)で、同校初(どうこうはつ)の哲学(てつがく)の授業(じゅぎょう)がありました。 A組(ぐみ)「死(し)とは何(なに)か」 B組(ぐみ)「大震災(だいしんさい)のように予測(よそく)でき
JR大阪駅が南北の駅ビルと合わせた「大阪ステーションシティ」として5月4日に開業し、この4日で1カ月を迎える。入居するデパートやファッションビルは連日にぎわい、鉄道の利用客も増加。滑り出しは好調といえそうだ。一方で、駅の南北を結ぶ通路で流れが悪いなど、問題点も浮かび上がってきた。「通路が複雑で階段の上り下りが面倒」などの苦情が毎日数件あるといい、バリアフリーの視点から批判の声も上がっている。【植田憲尚、亀田早苗、新宮達】 大阪ステーションシティへの関心の高さを反映して、見どころを巡るガイドツアーが人気。5、6月中は1日計30人の予約が満員だ。JR西日本によると、開業から5月31日までの近距離切符の利用者は1日平均で約11万4600人と前年より11%増加。にぎわいを鉄道利用につなげることに成功している。 一方、「駅が利用しにくい」との声も上がっている。リニューアルの目的の一つに梅田地区の南北
警察庁は3日、2010年の自殺統計を公表した。自殺者総数(確定値)は前年より3.5%減少したものの、3万1690人で13年連続の3万人超え。「就職失敗」が原因・動機の一つと判断された人が、前年より2割多い424人に上り、うち大学生は46人で前年の2倍になった。「超氷河期」と言われる厳しい就職環境を反映したとみられる。一方、「負債」は改正貸金業法の完全施行を背景に減少した。 自殺者が、3万2000人を下回るのは、01年以来9年ぶり。警察官の聞き取りなどによって、原因・動機を、家庭問題▽健康問題▽経済・生活問題▽勤務問題▽男女問題▽学校問題▽その他--の七つに区分。さらに52項目に分けて、推定される項目を三つまで選択して集計している。 「経済・生活問題」のうち、「就職失敗」を原因に含むとされた自殺者は、07年180人、08年253人、09年354人と増加傾向が続き、10年は70人(19.8%)
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