Webサイトでの無料配信で注目される講談社の月刊マンガ誌「モーニング・ツー」が、今度は有料配信に乗り出した。ボイジャーが運営する電子書籍配信サイト「理想書店」で、iPhoneでも、パソコンでも閲覧可能な形式で、7月22日より雑誌本誌と同時に有料配信を開始。価格は1冊300円で、iPhoneの再ダウンロード期間は60日、ダウンロード後は閲覧期間に制限はない。パソコンの場合の閲覧期間は60日となっている。モーニング・ツー公式サイトでの無料配信はパソコン向けなので、今回はiPhone向けに有料配信するという意味合いが大きいようだ。 基本的に、付録のブックレットを除いて、ほぼ丸ごとの配信になるが、中村光の『聖☆おにいさん』など、一部の作品は含まれていない。その一方で、矢寺圭太の『マリさん』などデジタル配信だけのオリジナル作品を用意している。 (文/渡貫幹彦=日経トレンディネット)