旅行会社はとかくネットであれこれ書かれ、なぜだかいつも“善”ではなく“悪”として捉えられがちだ。旅行業界では結構大手といわれていたある会社が、昨年資金繰りにより旅行客を出発させることが出来ず、結果破産申請した。この会社の社長は逃げ隠れしたわけではないが、旅行会社はいつも「資金繰りに苦しくなると、お金を持って逃げる」会社の象徴のように書かれている。 常々いろいろ叩かれている旅行業界だが、先日下記のようなネット記事を見つけたので、この業界にいる者として興味深く読ませて頂いた。 そしてこの記事をきっかけに、「SOHOによる旅行会社の作り方」シリーズに一旦区切りをつけるため、旅行業界の未来展望について持論を書いておこうと思う。 この記事の目次 旅行会社は決してなくならない…と思う旅行はパック旅行だけではない日本人の気質や言葉の壁はいつまでも変わらない存在意義は自分で作るもの終わりに旅行会社は決して