トモミが美しければこんなこと書かないトモミは小学校の時の同級生である。トモミの顔はまん丸で、肌は赤黒く、目は極端に小さい一重の垂れ目で、髪の毛は根元でまるまる僕のような醜いくせ毛。体型はトモミの母に似たのだろう。顔は大きく、背は小さい、ボンレスハムのような体である。容姿に一つも取り柄がない。卒業アルバムで、最近顔写真を見たがやっぱり酷く醜かった。修学旅行の集合写真で女子のパンツが見えていると回収騒ぎがあった。トモミの母が言い出したことで、同じクラスの誰かがトモミのパンツなんて誰もみたくないと言っていた気がする。トモミも、18歳になっただろう。どんなことをしても、美しくならないことは知っている。性的魅力はおそらくないだろう。あんな女と誰もセックスしたいと思わないだろう。トモミの顔を思い出すと、恐ろしい気持ちになってくる。自分もあんな容姿にされてしまうのではないかという恐怖である。もうすでに、