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ブックマーク / number.bunshun.jp (56)

  • 外国人記者が最後に語った“東京五輪の本音”「セブンイレブンは最高」「あの菓子パンが美味しかった」「シブヤが暗くて驚いた」(近藤奈香)

    閉幕した東京五輪。来日した外国人記者・カメラマンらに、大会の終わりに“音”を聞いた。彼らが話してくれた「コンビニ愛」、「交通のもどかしさ」そして「日人のホスピタリティ」とは――。 「オリンピックの取材を10回、12回、14回と重ねてきたベテランカメラマンであっても、今回に限っては一歩ずつ、様子を見ながら前に進むしかない」(ジョー・マクナリー氏、アメリカ人カメラマン)。地元から「望まれない」なかでの来日、到着後の自主隔離、猛暑……とアスリートのみならず、取材陣にとっても異例尽くしのオリンピックだった。 来日した取材陣のルーティンは「まず3日間の隔離生活を送った後、『オリンピック・バブル方式』に移行する、というものだった。(五輪関係者を外部と遮断するため)指定された宿に泊まり、専用シャトルバスで競技会場へ移動し、競技が終わると再びシャトルバスに乗り込み宿へ帰るというもの」(同前)。 もちろ

    外国人記者が最後に語った“東京五輪の本音”「セブンイレブンは最高」「あの菓子パンが美味しかった」「シブヤが暗くて驚いた」(近藤奈香)
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    yuchicco 2021/08/10
  • 高校女子野球の甲子園開催を「正面から反対したのは私です」 25年前、高野連が下した「女子大会の開催は時期尚早」という判断(飯沼素子)

    たくさんの人たちが願っていた「高校女子野球の決勝を甲子園で」が、2021年8月、第103回夏の甲子園大会休養日に実現する(22日を予定)。長く女子の野球に冷淡だった日高野連は、なぜこのタイミングで「女子も甲子園」を許可したのか。そしてこれからの課題は。 全国高等学校女子硬式野球連盟(以下女子高野連)と日高野連(以下高野連)との交流の歴史、および関係者への取材から、その真相を探った(全3回の1回目/#2、#3へ続く)。

    高校女子野球の甲子園開催を「正面から反対したのは私です」 25年前、高野連が下した「女子大会の開催は時期尚早」という判断(飯沼素子)
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    yuchicco 2021/06/12
  • 3カ国語で答えるフェデラー、言い返すシャラポワ…大坂なおみが拒否した「記者会見」では何が起きているのか?(内田暁)

    「ロジャー・フェデラーは、〇時△分にメインインタビュールームで会見を行います」 「ノバク・ジョコビッチが第一会見室に向かっています」 テニスの大会のプレスルームには、そのようなアナウンスがひっきりなしに流れてくる。人気選手の会見ともなれば、早めに行かないと席が埋まってしまう。負ければその足でコートから会見室に直行する選手もいるので、記者席からインタビュールームまで、我先にと競うように走ることもある。 コロナ禍により会見もリモートが主流になった現在だが、かつてはそれが、プレスルームで見慣れた光景だった。 テニスの記者会見はどう行われているか? 大坂なおみが、全仏オープンで「記者会見は行わない」と宣言したことにより、グランドスラム・ルールブックに明記されている「メディアから要望がある場合、選手は試合直後、もしくは30分以内に会見を行なわなくてはいけない」の文言は、多くの人が知るところとなった。

    3カ国語で答えるフェデラー、言い返すシャラポワ…大坂なおみが拒否した「記者会見」では何が起きているのか?(内田暁)
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    yuchicco 2021/06/10
  • 大谷翔平もビックリ!? 「野球で甲子園、水泳で五輪」を目指す“二刀流”高校1年生がいた!…受け入れる学校「私たちにとっても挑戦」(高木遊)

    「二兎を追う者は一兎をも得ず」 誰もが知ることわざがあるように、古くから日では「1つの道を極める」ことが重要とされてきた。 ただ、時に天は二物を与える――野球と水泳、まったく異なる2つのスポーツで稀有な才能を与えられた少年が選んだのは、前代未聞の「二兎を追う」道だった。 光永翔音(みつなが・しょうおん)、この春から高校に入学する15歳だ。顔つきはまだあどけないが、身長190センチ・76キロの恵まれた体格は遠くから眺めていてもひと際目立つ存在である。 監督や仲間、母親にまでも名前の響きから「ショーン」と呼ばれるその少年は、野球と水泳の双方で誰もが羨むような結果を残してきた。 強豪・京葉ボーイズの3番、水泳では日記録 小学1年から始めた野球は、小学6年時には千葉ロッテマリーンズジュニアに選出され、プロ野球選手と同じユニフォームを纏った。中学では全国優勝3回の強豪・京葉ボーイズで主に3番を任

    大谷翔平もビックリ!? 「野球で甲子園、水泳で五輪」を目指す“二刀流”高校1年生がいた!…受け入れる学校「私たちにとっても挑戦」(高木遊)
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    yuchicco 2021/04/11
  • 「イチローや松井が例外だったんですよ」MLBでフロントを経験、斎藤隆が明かす“米国で獲得リストに挙がった日本人野手の名前”(中村計)

    「田中はメジャーのFA選手で、5の指に入る投手だった」 ――パドレスのフロント経験もある斎藤さんに、まずは、昨年から今年にかけてのアメリカのストーブリーグ戦線についておうかがいします。 斎藤 コロナ不況が直撃しましたね。その象徴が楽天に復帰した田中(将大)でしょう。今オフのメジャーのFA選手の中では、5の指に入る投手だった。チームによっては、真っ先に田中獲得に名乗りを上げたところもあったと思うんです。ただ、どこも懐事情が苦しい中で、田中クラスの選手に見合う条件を提示できなかった。結果、あれだけの選手が日に戻ってくることになったわけです。 ――今オフ、渡米を希望した日人選手は4人いました。巨人の菅野智之、ロッテの澤村拓一、日ハムの有原航平と西川遥輝です。有原、澤村は契約まで行きましたが、菅野と西川は契約に至りませんでした。ただ、2人は対照的で、菅野は「行かなかった」のに対し、西川は

    「イチローや松井が例外だったんですよ」MLBでフロントを経験、斎藤隆が明かす“米国で獲得リストに挙がった日本人野手の名前”(中村計)
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    yuchicco 2021/03/29
  • 甲子園の真逆をやるべき? アメリカから見た日本スポーツの育成の問題点「10点差で勝ったら怒られる」(高木遊)

    若林氏は競技人口や競技施設を効率的に配置し、最適化された競技環境を構築する『競技構造』という概念を考案、研究している。筑波大学大学院体育科学研究科を修了した後、アイスホッケーのプロコーチとしてUSA Hockeyコーチ・ライセンスの最高位であるLevel 5(マスターコーチ)を取得。HC日光アイスバックス(現・H.C.栃木日光アイスバックス)、北米、トルコ、香港(女子代表監督)で指導を行い、2015年にアメリカ移住し、アイスホッケーの世界最高峰リーグNHLのアリゾナ・コヨーテズのユースチームを経て現在アリゾナJrサンデビルズのゴールテンディングディレクターを務めている。 今回、ユース年代スポーツの問題点や国内外の実情、そして若林氏が掲げる「競技構造改革」の必要性を訊いた。 「運営」がプロにならなければならない ――海外から見て、日のスポーツはガラパゴス化していると感じますか? アメリカ

    甲子園の真逆をやるべき? アメリカから見た日本スポーツの育成の問題点「10点差で勝ったら怒られる」(高木遊)
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    yuchicco 2020/12/14
  • 「小中学校での投げすぎ」「ダメなのはスライダー」トミー・ジョン執刀医に聞く“ヒジを壊す元凶”(氏原英明)

    西野勇士(ロッテ)、東克樹(DeNA)、田島慎二(中日)、堀田賢慎(巨人)、石川直也(日ハム)、戸田隆也(広島)、近藤大亮(オリックス)、森雄大(楽天)、そして種市篤暉(ロッテ)――。今年、肘の靭帯に断裂を起こし、再建するトミー・ジョン手術を受けた現役のプロ野球選手は9人にのぼる。ルーキーの堀田を除けば、1軍ローテーションや勝利の方程式の一角を務めたことのある投手ばかりだ。 前編でお伝えしたトミー・ジョン手術への理解が広まった結果であるが、一方、この手術に至る怪我が増えていることを歓迎していいと言う訳ではない。手術をすれば怪我が治ると言うだけのものであって、一番いいのは手術にいたる選手が少なくなることだ。 事前に立てた“4つの仮説” では、肘の靭帯損傷の要因には、どんな要素が考えられるのか。 筆者が事前に立てた仮説をもとに、トミー・ジョン手術の執刀医である慶友整形外科病院の古島弘三医師に

    「小中学校での投げすぎ」「ダメなのはスライダー」トミー・ジョン執刀医に聞く“ヒジを壊す元凶”(氏原英明)
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    yuchicco 2020/10/01
  • 自粛で練習が減ったら球速アップ?この夏、高校野球で起きている事。(氏原英明)

    近年の甲子園は、膨大な練習と膨大な事を吸収できた"ガタイ”がいい選手が多い。しかし、もっと無理なく成長することができるとしたら……。 新型コロナウイルスはなかなか収束を見せないが、スポーツ界は徐々に活動が再開され始めた。プロ野球・Jリーグの2大プロスポーツが先駆けとなり、アマチュアスポーツも少しずつ活気を取り戻しつつある。 野球界も「withコロナ」の生活様式を進めている。プロ野球の取材をしていても、変化を如実に感じる場面がある。 プロ野球のパ・リーグを2連覇している西武は、ホームでの同一カード6連戦の最後の日、試合前のシートノックを行わなかった。またパ・リーグの首位・楽天は、中軸を担う3選手、浅村栄斗、ブラッシュ、ロメロの負担を休養日やDH起用で軽減しながら、チームをうまく循環させている。 そして彼らは、試合でハイパフォーマンスを発揮している。チームが好調なのもうなずける。 この流れは

    自粛で練習が減ったら球速アップ?この夏、高校野球で起きている事。(氏原英明)
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    yuchicco 2020/07/26
  • ノムさんは紙面で“ヒマワリ”だった。担当記者たちの追悼文に歴史が滲む。(プチ鹿島)

    野村克也がヤクルトの監督に就任したときは当に驚いた。 「ノムさん、ユニフォームを着る気があったんだ!」と。1990年のことである。 スーパー解説者だったノムさん。テレビ朝日で解説する日はストライクゾーンを表示した画面がテレビに出現。次の球はここです、と野村克也が予想するとピッチャーの球は面白いようにそこに投げられた。バッターの結果も予想どおり。「野村スコープ」は野球の屁理屈の楽しさを教えてくれた。 となると当時10代の私は素朴な疑問としてこう思っていた。 「こんなに野球理論が凄い人なのに、なぜグランドに復帰しないのだろう?」 そんなある日、書店で「監督 その栄光と挫折」(日スポーツ出版社)というタイトルを見つけた。野球雑誌『ホームラン』'89年1月15日発行号であった。 読みもののひとつに「球界のナゾ 野村克也はなぜユニホームを着ないのか?」が。これだ、自分が読みたかったのは! 永谷脩

    ノムさんは紙面で“ヒマワリ”だった。担当記者たちの追悼文に歴史が滲む。(プチ鹿島)
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    yuchicco 2020/02/29
  • アイルランドも日本も欺いた大勝利。弱点すら伏線にしたジェイミーの策。(生島淳)

    正直、勝つとしたらハイスコアのゲームだと思っていた。前半からジャパンが積極的にボールを展開してトライを取る。アイルランドはスクラム、ラインアウトのセットピースから寄り切りを狙う。 加えて、9月とはいえまだまだ蒸し暑い日列島、日が中7日、アイルランドが中5日の試合となれば、相手が疲弊するのは計算できた。 結果、取りつ取られつの大熱戦になってこそ、勝機があると思っていた。 ところが、ジャパンはこれまでのジャパンではなかった。これまで散々重視してきた、戦略的なキックをあっさり放棄した。 試合の入りからポゼッションを重視し、とにかくアタックを繰り返す。しつこいほどに。 ここまで徹底してくるとは予想していなかったし、このしつこさが昨年11月、炎のタックルでオールブラックスを破った魂のアイルランドを疲れさせた。 相手の予想を裏切る、という共通点。 この番狂わせ、4年前の南アフリカ戦と共通することが

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    yuchicco 2019/10/01
  • さいたまスーパーアリーナは奇跡だ。国内最強の超設備と、唯一の弱点。(池田純)

    2019年のフィギュアスケート世界選手権の会場となった、さいたまスーパーアリーナ。日随一の屋内施設だ。 4月から「さいたまスポーツコミッション」の会長として活動しはじめて、日々さいたまのポテンシャルを発見しています。 地域活性化のキモは“よそ者”とよく言われますが、その土地に住んでいる人がなかなか気づけない、目を向けない、眠っているブランディング価値の高いものごとがそこかしこに存在することを実感する日々です。 中でも新鮮な驚きだったのが、先日じっくりその中を見せていただいた、さいたまスーパーアリーナです……と言うと驚かれるでしょうか。 もちろんスーパーアリーナはみなさんご存知でしょうし、私も何度もコンサートやスポーツイベントで行ったことがありました。でも今回案内をしてもらって、「こんな凄いものをどうやって建てたんだ」と改めて驚きました。 あのアリーナの価値が、あまり世の中には知られていな

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    yuchicco 2019/06/13
  • 「大谷翔平のチーズ」は素晴らしい!?メジャーのほめ言葉はスラングだらけ。(及川彩子)

    現地時間の17日(日時間の18日朝)に拠地のエンゼルスタジアムで3度目の先発予定の大谷翔平選手。今回はどんなピッチングを見せてくれるのか、ワクワクしている人も多いはずです。 4月8日の試合で6回まで打者を出さないすばらしいピッチングを披露しましたが、その投球内容へのアメリカ人ファンの賛辞はとてもユニークでした。 “Ohtani is so nasty(ナスティ)” “Ohtani is filthy(フィルスィ)” などなど……どちらも「大谷はえげつない」という意味ですが、そんな言葉が飛び交いました。 “Nasty(ナスティ)”や“Filthy(フィルスィ)”という言葉は、えげつない、いやらしい、汚いという意味で、日常生活で“You are so nasty.”は「お前、当に嫌な奴だな」と訳されます。 友人や同僚にこんなことを言われたら、ちょっと、いや、かなり凹んでしまうほど強い意味

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    yuchicco 2018/04/18
  • “最も有名なスーパースターの息子”長嶋一茂の壮絶な野球人生を読む。(中溝康隆)

    もしも自分の父親が長嶋茂雄だったら? パパは戦後日を象徴する国民的スーパースター。もし自分がミスターの息子ならば、野球とはまったく別の世界で勝負したと思う。だって、しんどいから。何をやっても偉大な父と比較され、七光りと騒がれる。しかも、社長の長男が会社を継ぐのとは違い、常に人々の好奇の目に晒されマスコミが追いかけてくる。俺ならその環境に耐える自信はない。 だが、長嶋一茂はあえて日中から「ナガシマジュニア」と呼ばれる世界へ飛び込んだ。 とは言っても、まず前提としてプロ野球選手になるにはドラフト会議でプロ球団から指名される実力がなければならない。その最大の難関を1位指名で突破すること自体が凄い。 大物役者の子どもが芸能界に入るのとは訳が違うのだ。目の前に待ち受けるのは、どんなルーキーより厳しい茨の道。いったい一茂は何を思い野球に人生を懸けたのだろうか? 今回はぶらり書店に出かけ、そんな「日

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    yuchicco 2017/10/05
  • 日本ハムの新スタジアム構想が凄い!「入場料無し」「弁当無し」の衝撃。(鈴木忠平)

    「彼らに聞いたら『だって甲子園に行くつもりで高校に入ったから』と……。僕とはそこが決定的に違いました。つまり自分が想像できないことは達成されない。そういうことです」 北海道旅行の目標になる、壮大なスタジアム構想を! その青年は今、北海道ハムファイターズ事業統轄部長として、新球場構想のプロジェクトを担っている。今年6月29日、新スタジアムのイメージ図を発表した席で「オンリー・ワンか、ナンバー・ワンか。北海道の皆様の誇りになるような球場にしたい」と語ったのが前沢だった。 「北海道を象徴するような文化であり、街づくりの中心となるようなものができれば、自然とオンリー・ワンになるし、世界ナンバー・ワンになると思っています」 例えば、北海道旅行に行く人に「何のために?」と尋ねると、こう答える。 「そりゃあ、美味しい海産物と◯◯スタジアムだよ」 これが前沢の言う文化としての球場であり、街づくりの

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    yuchicco 2017/08/16
  • テニスの魅力を増幅する「修造さん」。的確な分析解説と、プレー中の沈黙。(生島淳)

    テニスの全豪オープンは男子がノバク・ジョコビッチ、女子がセリーナ・ウィリアムズの優勝で幕を下ろしたが、大会期間中、私には連日楽しみにしていることがあった。 松岡修造さんの解説だ。 昨年11月のツアー・ファイナルではテレビ朝日系列の解説を担当し、その冷静な分析力と情熱がいい形でブレンドされていると感じていたが、2週間に及ぶグランドスラムになると、より個性が明快に表現されていた。 今回、私が強く印象を受けたのは次の3点である。 ・的確なメンタル分析 ・たった1球で流れが変わるテニスの恐ろしさ ・スポーツ中継の「基」を押さえている 選手の心理をひも解き、試合の展開を解説する。 選手のメンタルがプレーにどう影響するのか。松岡さんの分析がもっとも威力を発揮したのが、決勝のジョコビッチ対マレー戦だった。 第1セット第6ゲームが終わり、ジョコビッチが4-2とリードし、自分のサービスゲーム。しかし15-

    テニスの魅力を増幅する「修造さん」。的確な分析解説と、プレー中の沈黙。(生島淳)
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    yuchicco 2015/02/09
  • W杯にSNS部門があったら受賞確実?米サッカー協会の斬新な広報戦略。(及川彩子)

    ワールドカップでは、各試合毎に「マンオブザマッチ」、得点王には「ゴールデンブーツ賞」など様々な賞が選手に与えられるが、もし「ソーシャルネットワーク部門」が設けられたら、米国サッカー協会は確実に候補にあげられるだろう。 アメリカ代表の決勝トーナメントに進出も快挙だったが、それに負けないくらい今大会での米国サッカー協会のデジタルマーケティング戦略は斬新なものだった。 今年の3月、米協会は世界的なマーケット会社「VML」と契約し、デジタルコンテンツを一新、FacebookやTwitter、 InstagramなどSNSの再構築を行なった。同社との契約の理由を「クリエイティブさ、プロ精神、そして多様性で群を抜いている。ファンの皆さんが米国代表を応援する楽しさを共有できるサイト、ソーシャルメディアなどを構築していく」と同協会のコミュニケーションディレクターであるニール・ビース氏は語り、VML社の顧客

    W杯にSNS部門があったら受賞確実?米サッカー協会の斬新な広報戦略。(及川彩子)