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ブックマーク / ddnavi.com (12)

  • ナチスは「良いこと」もしたのか?をガチ検証した結果。紀伊國屋じんぶん大賞に選ばれた理由を考察した | ダ・ヴィンチWeb

    『検証 ナチスは「良いこと」もしたのか?』(小野寺拓也、田野大輔/岩波書店) 2023年12月15日に発表された「紀伊國屋じんぶん大賞2024 読者と選ぶ人文書ベスト30」。大賞に選ばれたのは『検証 ナチスは「良いこと」もしたのか?』(小野寺拓也、田野大輔/岩波書店)だった。 読者の選ぶ「2023年のベストの人文書」が、もう100年近くも前になるナチス・ドイツの政策を検証した……というのは、いささか奇妙に感じる人もいるだろう。だが実際に読んでみると、このは「いま読むことに大きな意味がある」だと感じたし、「人文書の矜持と歴史の専門家の責任を示した」にも感じられた。 そもそも書が執筆された背景は、インターネット上で「ナチスは良いこともした」と声高に主張する人が増えていたことにある。 著者のひとりの田野大輔氏がそうしたTwitter(現・X)の投稿の一つに、「30年くらいナチスを研究し

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  • 人間が滅ぼした動物×百貨店での勤務経験から着想。映画 『北極百貨店のコンシェルジュさん』<西村ツチカさんインタビュー> | ダ・ヴィンチWeb

    取材・文=野由起 絶滅種をはじめとする動物が客として訪れ、人間が接客をする百貨店──。この一風変わった作品が劇場版アニメになると決まったのは、マンガの連載が終わった頃のこと。原作者がアニメにどこまで関わるかはケースバイケースだが、西村さんの場合は基的にノータッチだったという。 「自分はアニメをたくさん観てきていないので、良し悪しがわかりません。そのため、『何でも自由にしてください』とお伝えしました。完成した映画は、冒頭で子ども時代の秋乃が登場し、ちょっとしたループ形式になっていて。アニメならではのオリジナル要素が加わっているのが、面白かったですね」 そもそもこのマンガが生まれたのは、どのような背景があったのだろうか。西村さんは、当時抱えていたある思いを明かす。 「自分はデビュー後も同人活動を続けていて、自分が描くマンガは同人誌で発表すれば事足りるんじゃないかという思いがありました。商業

    人間が滅ぼした動物×百貨店での勤務経験から着想。映画 『北極百貨店のコンシェルジュさん』<西村ツチカさんインタビュー> | ダ・ヴィンチWeb
  • 『アメトーーク!』「本屋で読書芸人」で紹介された本は…? 読書芸人の「最近読んだお気に入り本」 | ダ・ヴィンチWeb

    2021年12月2日、テレビ朝日系バラエティ番組『アメトーーク!』では「屋で読書芸人」として、メイプル超合金・カズレーザーをはじめ、Aマッソ・加納、ティモンディ・前田など、読書家として知られる芸人たちが登場し、オススメのや自宅の棚を紹介した。 ここでは、番組内で読書芸人たちが紹介した「最近読んだお気に入り」を見ていこう。 ・『解きたくなる数学』(佐藤雅彦、大島遼、廣瀬隼也/岩波書店) ・『世界のすごい巨像 巨仏・巨神・巨人。一度は訪れたい愛すべき巨大造形を解説』(地球の歩き方編集室/地球の歩き方) ・『NEO HUMAN ネオ・ヒューマン―究極の自由を得る未来』(ピーター・スコット・モーガン:著、藤田美菜子:翻訳/東洋経済新報社) ・『Humankind 希望の歴史』(ルトガー・ブレグマン:著、野中香方子:翻訳/文藝春秋) ・『ビジュアル 世界一の昆虫 コンパクト版』(リチャード・

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    yuchicco 2021/12/04
  • 富野監督が『戦争は女の顔をしていない』の帯に寄せた“お世辞”の真意とは?【鼎談】小梅けいと×速水螺旋人×富野由悠季 | ダ・ヴィンチWeb

    「この原作をマンガ化しようと考えた作家がいるとは想像しなかった。瞠目する。原作者の慧眼をもって、酷寒のロシア戦線での女性の洗濯兵と狙撃兵の異形をあぶり出した辣腕には敬意を表したい。それをマンガ化した作者の蛮勇にも脱帽する。男性の政治家と経済人たちの必読の書である。女たちは美しくも切なく強靭であったのは事実なのだ。」――作の単行第1巻が発売された際、『機動戦士ガンダム』『Gのレコンギスタ』を手掛ける富野由悠季監督が熱い檄文を寄せた。今回は著者の小梅けいとと監修の速水螺旋人をまじえて、書にかける思いを語り合っていただいた。 速水 ありがたい言葉をいただき、光栄でした。「蛮勇」という言葉は、作品をお手伝いしている僕の立場からも、ふさわしい言葉だなと思っていました。富野監督からご覧になっても「蛮勇」に見えるのだなと、あらためて実感しました。 ──富野監督は、この帯文にどのような思いを込められ

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    yuchicco 2020/08/06
  • 俳優、タレントとして活躍する石井正則がハンセン病療養所の今の空気を写真集に。写されているのは…? | ダ・ヴィンチWeb

    新型コロナウィルスの感染拡大を受けて、感染者や医療従事者、あるいは早い段階で感染爆発が起こった中国出身の人などへの差別も拡大している。感染した人の行動をあげつらい「●●したからだ」と罵ったり、治療にあたる看護師の子どもの登園を断ったり、武漢市民を殺害する旨の落書きが見つかるなどの心無い差別が、連日報道されている。 病気は人の責任ではない。にもかかわらずずっと以前から、病気になった人への差別は存在していた。その代表的なものが、ハンセン病元患者への差別だろう。 ハンセン病はらい菌という細菌感染により皮膚と末梢神経が侵されていく病気で、手足や顔が変容するなどの後遺症がある。ただ、菌自体の感染力は非常に弱く、現在では薬で治療できる普通の感染症の1つとなった。そして新規患者はごくわずかしかいないことから、今後患者が増加することはないと言われている。 (https://www.niid.go.jp/

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    yuchicco 2020/05/19
  • 発達障害児に対する日本の教育は間違っている!? 栗原類 「アメリカでの出会いと経験が、今の自分につながった」【インタビュー前編】 | ダ・ヴィンチWeb

    発達障害の僕が輝ける場所を みつけられた理由』(KADOKAWA) 昨年、ADD(注意欠陥障害)であることをカミングアウトし反響を呼んだ栗原類さんが、自伝『発達障害の僕が輝ける場所を みつけられた理由』(KADOKAWA)を発売した。日の保育園では問題児扱いされ、母とニューヨークに移住した8歳のときにADDと診断。小5で帰国後してからの学校生活は地獄で、中学ではいじめや不登校を経験、高校受験の失敗など紆余曲折を経て、芸能界で輝ける場所を見つけられたのはなぜなのか? 人に話を伺った。 ――ADDの特性で、栗原さんの場合はこだわりの強さ、感覚過敏、注意力散漫、記憶力の弱さ、コミュニケーション問題などが幼少期から顕著だったということですが、そのことで困ったり苦しんだりしたことは覚えていますか? 栗原類さん(以下、栗原) そういったことは今もありますけど、困ったり苦しんだりというよりはイヤな

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    yuchicco 2016/10/06
  • 焼くと3つの層「魔法のケーキ」勢いとまらず! クリスマスケーキレシピ大公開! | ダ・ヴィンチWeb

    「魔法のケーキ」の勢いが止まらない。フランスで大ブームを巻き起こしたGâteau magique(ガトーマジック)=魔法のケーキは、邦初のレシピ集『魔法のケーキ』(荻田尚子/主婦と生活社)が刊行されるやいなや、日でも人気が沸騰。発売直後にダ・ヴィンチニュースでも紹介したが、その後、書は発売1か月余りで6刷・発行部数6万5千部を記録し、このジャンルとしては異例のスピードで売れ続けている。 人気の秘密はいつもの材料、いつもの道具で作れる、なんの変哲もない生地が、焼くと3つの層になる手軽さと不思議さ。そしてなんといってもその3つの層--ふわふわスポンジ、とろとろクリーム、もちもちフラン--が織りなすまったく新しい感が、スイーツマニアはもちろんのこと、これまでお菓子作りに興味がなかった人たちをも引きつけているのだ。

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  • 「学校なんて行かなくていい」は本当か? 荻上チキ×青木光恵スペシャル対談 | ダ・ヴィンチWeb

    そんな不安を解消するために、いじめから不登校までを描いた『中学なんていらない』の作者青木光恵さん、NPO法人「ストップいじめ!ナビ」代表の荻上チキさんのスペシャル対談を実施! 果たして、中学なんて当にいらないのでしょうか? もし、いじめに気付けたら、大人にできることって? ――『中学なんていらない』は、青木さんの娘のちゅんこさんがいじめが原因で不登校になる話ですが、いじめはすぐに気付けましたか? 【青木】 嫌な男子生徒がいるって話は聞いていたんですよ。でも、はじめはその男の子、娘のことが好きなのかなと思ったんです。 【荻上】 ちょっかいを出してくる? 【青木】 そんな感じです。娘も「私だけに悪口を言う」って話していたので。そのことを知人に話したら、やっぱり「好きなんじゃないの?」って言われたんです。そう思っていたんで『中学なんていらない』でも書いたように、「もう学校に行くのヤダ!」って、

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    yuchicco 2015/03/27
  • 「ほめて育てる」が子どもをダメにする! 3歳までの子育ての失敗を100%取り戻す方法とは? | ダ・ヴィンチWeb

    子どもの失敗は、まず真意を理解する。ほめて育てる。そんなポジティブ育児法があふれるほど紹介されている。現代の親に求められるのは、子どもを受け入れる寛容性と忍耐。叱って厳しくしつけるのが当たり前だった前時代のおじいちゃん、おばあちゃんたちからの溜め息が聞こえてきそうだ。 さて、突然だが、あなたは次のいずれかに当てはまるだろうか。 ———————————————————— □(子どもは)ほめて育てればいいと思い込んでいる □子どもの言った言葉にいちいちつき合う □子どもが傷つかないように配慮してしまう □弱音に対して励ましを与える □苦手なべ物は好きなものと一緒に出してがんばらせる □「空腹でいるのはかわいそう」と思ってしまう □インターネット(携帯電話を含む)は「制限付きで大丈夫」と考える ———————————————————— 臨床心理士であり行動分析学者でもある奥田健次の著書『世界に

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    yuchicco 2015/01/21
  • 好きだからといって、ちゃんと仕事ができるわけではない ―善き書店員の告白 | ダ・ヴィンチWeb

    好きなこと、やりたいことを仕事にすべきだ――。こうした風潮は、いまだに根強い。確かに、好きなこと、やりたいことをして生活をしていけるのは、大変に結構なことだ。 しかし一方で、ビジネスマンにとって、この風潮は悩みのタネにもなりうる。自分の働き方に迷いが生じている際など、「好きなことを仕事にできなかった自分」が価値のないもののようにも見えてしまうかもしれない。 自分は今、この仕事をしていていいのか? そんな迷いが生じたとき、手に取ってみてほしい1冊が『善き書店員』(木村俊介/ミシマ社)だ。書は、屋で働く普通の書店員6人へのインタビュー集。彼らは、書店員になったきっかけ、現在までの歩み、書店員を取り巻く環境などに触れながら、それぞれが考える“善い働き方”について話をする。 書店員というと、「もともと読書好きな人が、なりたくてなった職業」というイメージがあるかもしれない。だが、書によれば、彼

    好きだからといって、ちゃんと仕事ができるわけではない ―善き書店員の告白 | ダ・ヴィンチWeb
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    yuchicco 2014/06/16
    "きっかけは、「自分がそれまで好きだと思っていたものだけが本ではないとわかっていったこと」だった" まったくその通りだわ。好きな本が読めていいね、とかよく言われてたけど、商売の醍醐味はそこではない。
  • 自炊で電子化もいいけど… 大切な紙の本を修理する方法 | ダ・ヴィンチWeb

    連休に実家へ帰省して、屋根裏の倉庫を片付けろと言われた。アルバムや教科書、カセットテープやビデオ、オモチャ、服…思い出に浸りながら仕分けし、大半は処分したけれど、写真アルバムと何冊かのが残った。 好きだった絵や児童書は、けれどもう30年近く前のモノ。開くとページが取れたり、表紙と分の部分がパカッと分離してしまったり、正直、コンディションは悪い。 いっそバラして自炊・電子化も考えたが、思いきれない。の重さも、ページの触り心地も、紙の匂いも全部引っくるめて大切な一冊だからだ。 かといって、このまま朽ちていくのは忍びない。図書館で働く友人に、修理の方法を相談したところ、「まずはこれを読もうね」と渡されたのが、絵『ルリユールおじさん』(いせひでこ/講談社)だ。物語の舞台はパリ。ある朝、少女ソフィーが大切にしていた『植物図鑑』が壊れてしまった。新しい図鑑ではなく、「このをなおしたいの」と

    自炊で電子化もいいけど… 大切な紙の本を修理する方法 | ダ・ヴィンチWeb
    yuchicco
    yuchicco 2014/05/07
  • 【第9回】電子書籍の本場アメリカの実際をNYで聞いてみた | ダ・ヴィンチWeb

    3週間ほどアメリカに出張していました。その際、ニューヨークで出版エージェントとして活躍されている大原ケイさん(@Lingualina)にお話を伺う機会がありましたので、アメリカ電子書籍市場の動向や、今後の展望などを聞きました。日の作品を米国で出版するための仲介役を務める大原さん。ネット上では歯に衣着せぬコメントで知られる方ですが、日から見ていると意外と誤解してしまっているアメリカの現状を、米国で出版ビジネスに長く関わった経験を交えながら丁寧に解説頂きました。 日の作品を海外で知ってもらうために ――米国でエージェント業を営みながら、出版や電子書籍事情を紹介される大原さんですが、今のお仕事をされるようになったのはどういう経緯からですか? 大原ケイ おおはら けい 出版エージェント。ニューヨークの大学でジャーナリズムを学び、講談社アメリカやランダムハウス講談社に勤務後、独立。 現在は、

    【第9回】電子書籍の本場アメリカの実際をNYで聞いてみた | ダ・ヴィンチWeb
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