漫画やアニメの原画などを集めて保存し、活用を進める新たな拠点を国が整備することになり、専門の人材を配置した収蔵施設や海外発信を行うための機能を整備するなどの方針がまとまりました。 これは文化庁の検討会議が先月から協議しているもので、30日はアニメ監督の庵野秀明さんや漫画家の里中満智子さんなどが参加しました。 この中で、新たな拠点に求められる機能として、漫画の原画やアニメのセル画などのうち、保存の緊急性の高いものを計画的に受け入れ、適切な環境で保存するための収蔵施設があげられました。 施設には専門の人材を配置したうえで、6年後をめどに国立映画アーカイブ相模原分館に設置することを検討したいとしています。 また、 ▽国内外のアーカイブ機関などと連携を進め、海外へ情報発信を行う機能について、5年後をめどに国立美術館への整備を検討するほか ▽原画を見られたり、最先端のコンテンツを展示したりする施設も