ブックマーク / zenn.dev/yktakaha4 (9)

  • ISUCON13に参加しました

    これは、LAPRAS Advent Calendar 2023の1日目の記事です この度、11/25(土)に開催されたISUCON13に参加しましたので、備忘録を残したいと思います💺 例年は弊社内でいくつかチーム結成があったのですが今年はなく、私のみ個人的に参加する形となりました 風物詩として、同僚のdenzowがPython実装で選出場を目指すというのがあり、今年は拝めなかったのが残念ではあります 結果 Go実装にて最終スコア14995 、順位は149/661位でした 以下は、メンバーのkangaechuがCopilotに頼んでプロットしてもらったスコアの時系列推移になります 点数の推移 source import matplotlib.pyplot as plt from datetime import datetime, timedelta import pytz ​ # データ

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    yug1224 2023/12/01
  • アジャイルなSREチームの運用

    LAPRAS株式会社でSREをしているyktakaha4と申します🐧 弊社のSREチームで最近運用をはじめた見積もりやふりかえりの手法について書きたいと思います 大規模な立ち上がり済みの組織向けでなく、今ひとりで仕事をしている人が2人目のSREを迎え入れたときの一事例としてご覧ください 経緯 弊社は2016年に創業して以来、ソフトウェアエンジニアとして入社した社員がアプリケーションからクラウドまでプロダクト全体を開発・運用するというスタイルが取られていましたが、 エンジニア組織の拡大に伴い、2021年頃からプロダクトの信頼性や可用性の向上を責務とする専任のSREを立ててシステムの改善をおこなってきました 以下は、弊社で導入しているホラクラシーに基づいて定義された Site Reliabilityサークル のロールの一覧です 原則として、ロールは誰であっても自由に負うことができるので、主務

    アジャイルなSREチームの運用
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    yug1224 2023/04/29
  • チームに知見が残るEKSクラスタバージョンアップ運用

    LAPRAS株式会社でSREをしております yktakaha4 と申します 🐧 今回は、仕事のひとつとして1年くらい取り組んでいたEKSクラスタのバージョンアップの運用改善について一息つけたので、振り返りを兼ねて備忘録を遺したいと思います ✍ 先にお断りしておくと、この記事で話すのは 運用ノウハウが{ほぼ無い,失われてしまった}EKSクラスタに対して、手順改善やリファクタリングを通じて継続的なバージョンアップ運用を再開する方法 というあまり胸を張れない内容です ネットの記事やカンファレンスを見ていると、大規模環境や高トラフィック下における取り組みや、初期構築の段階で充分な運用設計を済ませている素晴らしい事例などが目に留まります 一方で、過去に選定したk8sを破棄して元の技術スタックに戻す意思決定をしたプロジェクトについて見かけることもあります 各社においても様々なコンテキストがあるものと

    チームに知見が残るEKSクラスタバージョンアップ運用
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    yug1224 2023/02/13
  • リポジトリへの貢献量に応じて日本を手中に収めるCLIを作った

    これは、LAPRAS Advent Calendar 2022の8日目の記事(代理投稿)です また、この記事を書き始める前に眺めていたらたまたまいいタイミングで空いていたので、Go Advent Calendar 2022 の22日目にもエントリーしたいと思います なにこれ LAPRAS株式会社でSREをしていますyktakaha4と申します 🐧 このたび、Gitのリポジトリを検索し、コントリビューター毎に今稼働しているSLOCに応じて日地図を塗り分けして可視化する Kunitori というCLIをGoを使って作りましたので、そのご紹介と学んだことを残したいと思います ✍ Kunitoriで生成した日地図 作った理由 突然ですが、みなさんの一番好きなGitHubの画面はどこでしょうか 私は /graphs/contributors です 各コントリビューターがリポジトリにどの程度コミ

    リポジトリへの貢献量に応じて日本を手中に収めるCLIを作った
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    yug1224 2022/12/23
  • CSRF(Cross-Site Request Forgery)攻撃について

    ふと気になって調べたことの備忘メモです ✍ (2022/11/3追記)ご指摘頂いた内容を踏まえて加筆修正をおこないました なぜ調べたか Webアプリケーションの開発に携わっていると CSRF という脆弱性への対処を求められますが、多くの場合利用しているフレームワークが設定追加だけで対応してくれたり、既に前任者によって適切な処置がされていたりなど、実務上で目を向ける機会はその重要性と比較して少ないのでないかと思います また、Webブラウザの実装やHTTP周辺の関連仕様の変化から陳腐化している情報も多く、現代において全体感と具体的な対処法を理解するには少しばかりハードルが高いように感じていました ですので、自身の現時点での認識を明文化して残しておくことにしました なお、私はWebセキュリティの専門家でなく、一介の開発者のため、誤りが多分に含まれる可能性があります ご指摘を頂ければ修正したいと思

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    yug1224 2022/10/31
  • UptimeRobotとTerraformでおこなう死活監視

    LAPRAS 株式会社でSREをしていますyktakaha4と申します プロダクトの死活監視について考えたこと・やったことの備忘メモになります ✍ 死活監視 / 合成監視ってなに 合成監視(Synthetic Monitoring)とは、Webシステムの監視手法のひとつで、システム外の環境からHTTPクライアント等を通じて特定のエンドポイントに対して定期的にアクセスすることで、エンドユーザーが受けている体験に近い指標値を計測するものです プロダクトの稼働状況やパフォーマンスの評価などに活用することが一般的です なお、日語では外形監視という訳語が当てられる場合が多いものと思いますが、原義を考えると適切でないと指摘している方もいるようです 死活監視(Alive monitoring)は、合成監視の中でもシステムの稼働状況に焦点をあてた監視になります Webページにアクセスした際にHTTP20

    UptimeRobotとTerraformでおこなう死活監視
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    yug1224 2022/10/20
  • Ebitengineでビジュアルリグレッションテストをやる

    GoゲームエンジンであるEbitengine(旧称Ebiten) を使ってゲームを作るにあたり、画面描画周辺の動作についてもいい感じにテストしたかったため検討したメモです✍ なお、私はUbuntu22.04にて開発しているため、WindowsMacOSなどの他の環境では別のハマりどころがあるかもしれません あしからず🦵 調べたこと ビジュアルリグレッションテストとは、コードの変更前の出力結果(WebアプリであればDOM構造、帳票出力であればPDFなど)をリポジトリに保存しておき、変更後の実装から出力したものと比較して差分がないことを確認する自動テストの一種です テスト実現にあたって、Ebitengineにおいて画像や表示する画面を表現する ebiten.Image からPNG画像を生成する必要がありますが、 普通に単体テストケースから処理を実行するだけだと、Image内のピクセル列へ

    Ebitengineでビジュアルリグレッションテストをやる
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    yug1224 2022/10/04
  • Salesforce Bulk API 2.0 & 外部IDを使ったデータ移行をjsforceでおこなう

    副業で既存システムからSalesforceへのデータ移行をおこなっており、 Bulk API 2.0 をNode.jsから利用したのでその備忘メモになります✍ Salesforce 側の設定 Salesforceには外部 IDという概念があり、データの移行元で発番したIDをベースにレコードの一意性の識別をおこなえます 外部IDを利用するには、あらかじめSalesforceのオブジェクトマネージャにて、データ移行をおこなう対象のオブジェクトに対して設定が必要です 例としてリード Lead にレコード追加をおこなっていくものとします URLとしては https://${アカウント名}.lightning.force.com/lightning/setup/ObjectManager/Lead/FieldsAndRelationships/view にて、カスタム項目を新規作成します 項目作成時

    Salesforce Bulk API 2.0 & 外部IDを使ったデータ移行をjsforceでおこなう
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    yug1224 2022/09/18
  • HTTPキャッシュに学ぶ、無理のないドキュメント更新運用

    LAPRAS株式会社でSREをしていますyktakaha4と申します 🐧 私は 2021 年の 1 月に LAPRAS に入社 したのですが、 入社以来ほそぼそとやってきた、ドキュメンテーションに関する取り組みについて一年ほど運用し一区切りがついたので、その話をしたいと思います✍ ことのおこり 現在弊社には正社員・業務委託あわせて 18 名程度のエンジニアが在籍 していますが、 私が入社した頃はエンジニアが7名程度、かつ全体の人数に対して在任歴の長い人が多かったこともあり、 開発者が参照するドキュメント管理について、比較的牧歌的な運用がなされていました 🐑 具体的には、開発環境の構築方法が古い手順のまま放置されていたり、オンボーディングに使うドキュメントが口伝されていたりと、 ドキュメント自体は存在するものの、それらが 古くなっていたり一覧化が不十分であることが検知できず、時間経過に伴

    HTTPキャッシュに学ぶ、無理のないドキュメント更新運用
    yug1224
    yug1224 2022/05/11
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