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怒りを歌え、女神よ、ペーレウスの子アキレウスの (呉茂一訳『イーリアス』第一書) ヨーロッパ文学の歴史は激おこぷんぷん丸から始まるというのは、よく言われる話です。いえ「激おこぷんぷん丸から始まる」と言っているのは私だけかもしれませんが、とにかく怒りから始まるというのはしばしば指摘されます。 トロイア戦争を描いた古代ギリシアの叙事詩『イリアス』は紀元前8世紀頃に成立したと考えられており、英雄アキレウスの怒りを歌うべく、語り手が芸術の女神ムーサから霊感を賜ろうと祈るところから始まります。『ギルガメシュ叙事詩』などさらに古い文学作品もありますが、とにかく『イリアス』がヨーロッパ文学の祖のひとつであることは間違いありません。 無神論者の私は女神に頼れませんが、今回は私の怒りを書こうと思います。アキレウスが怒っていたのは、戦利品として獲得した愛人ブリセイスをギリシア軍の大将アガメムノンが奪おうとした
2016年1月30日、京都市立芸術大学が運営するギャラリー@KCUA(アクア)において、丹羽良徳氏によるワークショップ「88の提案の実現に向けて」が実施されました。 「提案の実現」が標榜されたこの企画において、当日実現すべきとされた提案のひとつが「デリバリーヘルスのサービスを会場に呼ぶ」でした。 私たちは「デリバリーヘルスのサービスを会場に呼ぶ」というこの企画内容には重大な問題があると考えています。 なぜならもしこの企画が実践されたら、セックスワーカーの人権や権利、人命や個人の尊厳、職業の尊厳が侵害される可能性があるからです。 表現の自由は非常に重要です。すべての人が自らの思想や感情を表明し、自らの望む表現を追い求めることは、自由や民主主義の基盤となり、ひいては平和で平等な社会の源泉となるでしょう。その意味で、どのような芸術的表現も尊重されねばなりません。しかしわたしたちは人命や個人の尊厳
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