江渡防衛大臣は、閣議のあと記者団に対し、西アフリカを中心にエボラ出血熱の感染が広がり続けるなか、迅速に情報を収集し今後の対応に役立てるため、ドイツにあるアメリカ軍の「アフリカ軍司令部」に21日から連絡要員として自衛官を派遣することを明らかにしました。 この中で、江渡防衛大臣は「エボラ出血熱の問題について、日本とアメリカが行う支援の連携強化の観点から、きょうドイツにあるアメリカの『アフリカ軍司令部』に、自衛官を『連絡官』として派遣することにした」と述べました。 『連絡官』として派遣されるのは自衛官1人で、アフリカでのアメリカ軍の活動を指揮している「アフリカ軍司令部」で西アフリカでの感染状況のほか、現地でアメリカ軍が行っている治療施設の整備などについて情報収集に当たることにしています。 また、内部部局の職員1人と自衛官3人も21日から短期間、「アフリカ軍司令部」に派遣され、情報収集や意見交換を