だが実際に強炭酸を入れてみると、内側からの圧力が強すぎるのか、やはり少しずつ漏れ出している。こちらも重しを乗せることでカバーした。 フルーツによって大きく異なる結果に…… では味の方はどうか。レシピには、皮付きで食べられるものがおすすめとあるが、実際にやってみるとその理由が分かった。カットパインやりんごは、炭酸が染み込むと同時に水も染み込むので、食感が水っぽくなってしまうのだ。 炭酸は、無味無臭の単純な刺激のはずだが、果物に入り込むとその刺激が酸っぱさとして感じられる。パイナップルはそもそも甘酸っぱい味だが、炭酸に漬け込むと酸っぱさがより強調される。水っぽいわ酸っぱいわで、散々な味だった。 りんごのほうは、多少水っぽくなっても食べられる果物だが、パイナップルと一緒に漬けたのが良くなかった。パイナップルの強い味がりんごに移ってしまっている。しかも酸味が増して感じられるので、こちらも失敗だった
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