どうしても昆虫が苦手だという人は多いだろう。だが、好む好まないにかかわらず、昆虫は地球が円滑な生態系を築く上でなくてはならない存在だ。 今、世界中で昆虫が激減しているそうだ。『PNAS』(1月12日付)の特集に寄せられた一連の研究では、50名以上の専門家によって世界に生息する昆虫の数がまとめられている。 それによると、現在の傾向がこのまま続けば、今後20年で昆虫の3分の1が消えてしまう恐れあるという。
どうしても昆虫が苦手だという人は多いだろう。だが、好む好まないにかかわらず、昆虫は地球が円滑な生態系を築く上でなくてはならない存在だ。 今、世界中で昆虫が激減しているそうだ。『PNAS』(1月12日付)の特集に寄せられた一連の研究では、50名以上の専門家によって世界に生息する昆虫の数がまとめられている。 それによると、現在の傾向がこのまま続けば、今後20年で昆虫の3分の1が消えてしまう恐れあるという。
自分の血液をお金をもらって採血させる行為は「売血」と呼ばれており、日本でも1960年代半ばまで行われていたそうだが、アメリカでは現在も「売血」で生計を立てている人々がいるそうだ。 そしてその数は1999年~2016年の間で3倍も増加し、ヒトの血液を原料として製造される血漿製剤の輸出は、今やとうもろこしや大豆以上の輸出量を占め、皮肉にもアメリカ経済を支えている。 しかし、この血漿製剤産業急成長の背後には、アメリカの貧困社会に暮らす人々の悲しい現状がある。 急成長を続けているアメリカの血漿製剤産業 アメリカは、献血のために人々がお金を受け取ることが認可されている唯一の先進国であり、その血液の大部分は海外に輸出されている。 世界最大の血漿収集センターCSLの報告によると、世界中の血漿製剤の約70%はアメリカ人のもので、その60%が他国に輸出されているという。 献血ビジネスの急増で、今やアメリカに
現在人類は、新型コロナウイルスという変幻自在な敵と戦っている最中だが、人類史上最悪の年は何年だろう? 中世を専門とするアメリカ・ハーバード大学の歴史家マイケル・マコーミック氏にたずねたところ彼は、西暦536年、と答えた。 それは、ペストがヨーロッパの人口を半減させた1349年でもなく、スペイン風邪の流行で5000万から1億人の犠牲者が出た1918年でもない。 日本では古墳時代にあたるこの年に、世界では何が起きていたというのだろう? 536年、謎の霧が太陽から光を奪う その年、ヨーロッパ、中東、アジアの一部で謎の霧が垂れ込め、18ヶ月に渡って昼夜を問わずに暗闇にしてしまった。 「1年中、まるで月のように太陽の光から輝きが失われた」と東ローマ帝国の歴史家プロコピウスは記している。 536年の夏の気温は1.5~2.5度下がり、過去2300年間で最も寒い10年が始まった。 中国では夏に雪が降り、作
寄生虫は宿主に寄生し、自らが生き延び、繁殖するために宿主をコントロールする。様々な動物たちが巻き込まれているが、魚も例外ではなかったようだ。 魚の眼球に潜む寄生虫、ジプロストマム・シュードスファテセウム(Diplostomum pseudospathaceum)は、魚の行動を操り、寄生虫が幼虫のときは宿主が捕食者に食べられないよう安全な行動を促す。しかし成虫になるとあえて鳥に狙われるような行動を引き起こすという。 鳥・貝・魚。3種の動物を巡る寄生虫 ジプロストマム・シュードスファテセウム(Diplostomum pseudospathaceum)のライフサイクルは3種の動物の間を巡る。 最初は鳥の消化器内で、フンの中に卵を産みつける。幼虫は水中で孵化し、淡水に住む巻き貝の類に感染。そこで十分に成長したら、再び水中へと旅立つ。次なる宿主は魚だ。魚の皮膚を突き破り眼球にたどり着くと、そこに身を
世界には数百年、数千年の歴史を持つ文化的遺産とも言うべき場所や建造物が存在している。人類が発見するずっと前から存在し、時を刻みながらその美しさを今に伝えている。 だが地球環境はめまぐるしく変わる。自然災害などに人為的な問題が加わり、今世紀が終わるころには消滅してしまうかもしれないものもある。 ここで上げる10の素晴らしい場所は、近い将来消える可能性の高いものである。 10. グレイシャー国立公園の氷河 :アメリカ・モンタナ州 この画像を大きなサイズで見る 約1万年前、グレイシャー国立公園エリアの氷は1.6kmの深さを誇っていた。1910年にこの公園が発見された時には約150の氷河が残っていたが、現在は25の氷河しか残っていない、そして今残っている氷河も2030年までにはなくなるだろうといわれている。 公園の中心にあるグリネル氷河は過去数世紀の間にその90%以上を失った。地球温暖化の影響によ
地球上には約500種ものサメが存在するという。その大きさは、最大のジンベエザメ(体長およそ14m)から最小のツラナガコビトザメ(体長22cm)までさまざまだ。しかも更に新種のサメがまだまだ発見され続けているというのだから驚きだ。 ここではサメの中でも変わり種の25種を見ていくことにしよう。 25. オオセ この画像を大きなサイズで見る エイのような姿をしており、口の周囲から生えた皮弁には味覚や触覚が備わる。フィリピン近海に多く生息し、その形状や色は獲物を捕えるうえで有利なように進化したものだ。 24. メガマウス この画像を大きなサイズで見る 1976年に初めて発見された滅多にお目にかかれない超レアなサメ。お察しの通り、巨大な口が名前の由来で、50列もの小さな鉤状の歯がびっしりと生えている。 23. オーストラリア・ゴーストシャーク この画像を大きなサイズで見る 別名「ゾウザメ」とも呼ばれ
世界各国で異常気象が報告されているが、そんな中、メキシコ・ソノラ州の片田舎で度肝を抜くような異常現象が発見された。まるで地球に亀裂が入ったかのような巨大な地面の割れ目が出現したのだ。 科学者らは、降ってわいたようなこの現象の原因究明を急いでいるという。 Falla de Suaqui de la candelaria この亀裂は深さ約8m、幅5m弱、長さはなんと1.2kmにも及ぶ。何がこの現象を引き起こしたのか、地質学者はいまだに調査を続けているそうだ。 この画像を大きなサイズで見る この画像を大きなサイズで見る この画像を大きなサイズで見る この画像を大きなサイズで見る 調査を行った科学者らは、8月17日におきたマグニチュード5.0の地震の影響による可能性があるという。 ソノラ大学の土木工学者ラファエル・ロドリゲス氏は、地元農家が雨水を溜めておくために作った堤防のせいではないかと推測して
重篤な交通事故にあい脳に損傷を受け、12年に渡って植物人間状態にあった男性と、機能的磁気共鳴画像(fMRI)スキャナを用いて意思の疎通をとることに成功したと、カナダ、西オンタリオ大学の研究者らが米医学協会誌「JAMA Neurology」に発表した。 植物状態とは、脳の広範囲が活動出来ない状態にあるが、辛うじて生命維持に必要な脳幹部分だけは生きている、重度の昏睡状態を意味する。 実験は、重篤な脳損傷により長期間無反応だと考えられてきた3人の患者に、機能的磁気共鳴画像法(fMRI)と呼ばれる、脳の活動領域をスキャンする装置を用い、外部から簡単な言葉で呼びかけ、その反応能力を調べた。 その結果、3人の患者全員が、リラックスするよう指示した時と比べて、数を数えるよう指示された時に、脳が活性化したという。また、3人の患者のうち2人(植物人間状態の患者と、最小意識状態の患者の1人)は、特定の刺激に反
1926(昭和1)年12月25日から1941年(昭和16年)の真珠湾攻撃まで、昭和初期の日本の様子がよくわかる映像がYOUTUBE動画にて公開されていたので見てみることにしようそうしよう。 広告 昭和初期の日本(その1) 昭和の始まり、ツェッペリン伯号来日(昭和4年)、慢性的不況、大卒の新卒9割が就職できず、頻発する労働争議、最初の普通選挙、治安維持法と社会主義者弾圧、政党内閣時代の終焉、悲惨な農村と娘の身売り 昭和初期の日本(その2) 満州事変(昭和6年)と満州国、リットン調査団、満州への国策移民、モガ・モボ、上海事変(昭和7年)、非常時日本、松岡洋右と国際連盟脱退(昭和8年)、肉弾三勇士、急速な軍国化
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く