クラウドソーシングサイトを運営するランサーズは12月5日、他人の記事を無断コピーした記事制作を依頼するなど、不適切な仕事依頼がランサーズ上にあるとの指摘を受け、そうした依頼をしないよう顧客に求める「お仕事依頼ガイドライン」を定めたとと発表した。投稿される仕事依頼がガイドラインに抵触しないか目視でチェックし、問題がある場合は非公開にするなどの対処を行っているという。 ランサーズは、仕事の発注主と、仕事をしたいユーザーをつなぐクラウドソーシングサイト。不正確な情報提供やネット上の記事の無断利用で問題になったディー・エヌ・エー(DeNA)の医療情報サイト「WELQ」が記事制作に使っていたサイトの1つだと報道されている。 新たに定めたガイドラインでは、第三者の記事や画像を無断コピーして記事を制作するよう求める依頼の投稿を禁止。第三者の記事をリライトし、オリジナルのように見せる記事の制作依頼も禁止し