震災ビッグデータ 防災活用の課題(3月7日 14時15分) 東日本大震災では、携帯電話やカーナビの位置情報や、ツイッターの投稿など、さまざまな種類の膨大なデータが残されました。 こうしたデータは「震災ビッグデータ」と呼ばれ、「人々がどう行動したのか」や「どんな情報を発信したのか」を分析するうえで、貴重な資料となっています。 そして今、こうした“ビッグデータ”を防災に活用しようと、新たな取り組みが動き出しました。 自身も震災時にツイッターで多くの情報を発信してきた経済部の山下和彦記者が報告します。 残された震災ビッグデータ 2年前の3月11日、東日本大震災が起きた日にツイッター上で起きたことを、今でも鮮明に覚えています。 私は当時在籍していた生活情報部で、公式アカウントの運用を担当していたため、震災後、取材と並行してツイッターで災害情報の発信を行っていました。 その日、ネット空間で