確信犯的なテロか? 米国、フォート・フッド陸軍基地で、昨日発生したニダル・マリク・ハサン軍医少佐による銃乱射事件は、動機の解明によっては、重大な問題に発展する。 ハサン少佐は、パレスチナ出身の両親をもつと報道されているが両親はすでに死亡しており、本人は、米国ヴァージニア州の生まれだという。独身だが、敬虔なムスリム(イスラム教徒)で、通っていたモスクのイスラム指導者によると、同じく敬虔なムスリム女性を妻に迎えたい意向であったという。(以上の報道はBBC、Washington Post等による) 彼は、近くアフガニスタン?に派遣されることを忌避していたという。同時に、精神科医として、アフガン、イラク帰還兵のPTSDなど精神疾患の治療にあたっていた。 彼の患者だった米兵たちは、イラクやアフガニスタンで大変な恐怖を味わったことでPTSDなどの精神疾患をわずらったのだが、恐怖の中心は、現地の